心の時代へ
あなたもなんとなく感じているかもしれませんが、
私達は、今、時代の変わり目に生きています。
日本だけの話しではなく、世界全部が変わる人類の時代の変わり目です。
1.時代の変わり目
振り返ってみると、これまで人類は大きな時代の変わり目を何度も経験しています。
大雑把にいうとこんな感じです。
(1)原始の時代
人類が誕生した原始の時代。狩猟と採取の生活で皆が平和に暮らしていたと思われる時代です。
(2)古代
それが、農耕を覚えたことにより、「財産」という概念が誕生します。
農耕ができる土地や、作物、貯蔵された食料などです。
すると、その財産を横取りしよう、という輩が現れ、人類に争いが誕生します。
(3)中世
中世は王の時代です。
古代の時代の終盤に誕生した財産と、争いから、より多くの争いを制し、より多くの財産を得たものの中から、統治者が誕生します。
統治者がいれば、統治される者がいることになり、ここの階級が誕生します。
労働が財産になり、相続、結婚、戦争が日常となった時代です。
(4)近世
王の時代終盤、階級制度に対するアンチテーゼとして宗教、神という概念が強く持たれるようになりました。宗教の時代です。
平等や心の安寧を求める人々が神に頼るようになりました。
十字軍の遠征や、免罪符をお金を出して手に入れるなど、教会が力をもった時代です。
(4)近代
近世の終盤、王に代わって権力をもった教会への反発から、市民革命や産業革命が起こり、近代になります。
著しく発達した技術により、戦争はより大掛かりなものとなり、また技術格差による植民地化などが登場しました。
(5)現代
行き過ぎた軍備が人類を滅亡させる危機を持つまでになった第二次世界大戦以降、とりあえずは平和を求めた現代となりました。
(6)○○の時代
2.どんな時代が・・・?
そして、今・・・
2020年に世界に拡大したコロナにより新時代が開こうとしています。
私達が生きているのは、この時代の変わり目なんです。
どんな時代がやってくるのか?
光氣道の堀田先生は次のように教えてくれます。
これからやってくるのは、「資本」主義から「志本」主義の時代。
利益のみ追求の企業ではなく、社会貢献型企業の時代、
所得倍増論から幸せ倍増論へ向かう時代
です。
国のあり方は、経済超大国から幸せ超大国を目指すことになります。
経済超大国は、他の国の犠牲がなくては成り立ちませんが、幸せ超大国は、すべての国がなれる可能性がある、その国ごとに価値がある概念です。
また幸せを最優先する幸せ経済学が必要になります。
幸せ経済学の目的は幸せ。
お金は大切ですが、お金だけではない、また専門だけでは仕事ができない、人間の魅力がないと仕事ができない時代になります。
そして、この新時代は、日本から始まります。
アフリカで誕生した人類、欧州から始まった近世から、世界の中心がアメリカ大陸に移り、それが次に日本にやってきます。
時代の移り変わりを見てみると、前の時代のアンチテーゼとして次の時代が誕生する、孔子のタオでいう、陰陽の繰り返しにより次の時代が誕生しています。
物質文明が行き詰まった現代が、精神を見つめてきた日本から変わり、新しい時代が始まります。
コロナは、人類に意識の覚醒を促していると言えます。
本当の自分に出会う、本当の自分への生まれ変わりの震源地が日本となります。
英国で起こった産業革命が人類の大航海の時代を到来させました。
日本で起こる本当に自分となる革命が内なる大航海の時代を到来させるのです。
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