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標高1200m 庭づくり その前に(2)

庭という名の荒地を整備するにあたって、生えている木の位置や土地の勾配の判る地図を作りたかったので、メジャーなどを持って地道にとも思ってのですが、自然のままの地形だし、地道に計るには少し広いので、何か楽をする方法を探していました。

そこで見つけたのが、フォトグラメトリーという技術で素人でも使えそうなソフトもあるようなので試してみることにしました。いろんな方向から撮影した写真から3Dモデルを生成するのですが、地形などにも利用できそうなのでいくつかのソフトを調べてみました。
その中で、Appleが公開しているObjectCaptureのサンプルプログラムがそのままでも使えそうなので試してみました。
https://developer.apple.com/augmented-reality/object-capture/

家の周りをスマホのサンプルプログラムで数千枚写真を撮って、Macのサンプルプログラムで3Dモデル化してみました。
手元のMacではモデル生成に数時間かか離ましたが、他のソフトに比べてサンプルプログラムのモデル生成はかなり高速でした。

一度に、家の周り全体のモデル生成はできなかったので、2つに分けてモデル生成して、blenderで合成して一つのメッシュデータにしました。
写真でモデルを作っているので、サイズや向きが微妙にズレるようでしたが、庭の整備という利用目的には十分許容されるモデルができたと思います。

blenderに取り込んでみました。

スマホとパソコンという手軽な道具で、大量の写真を撮るだけで、地形の3Dモデルが作れるとはちょっと驚き。

下の画像は、作成した3Dモデルを高さで色分けしてみたものです。
生えている木の位置や幹の姿もそれなりにモデル化されいる、土地の高低もモデル化されています。(置いてあった車もモデル化されているのはご愛嬌)

家の周りの高低差を色で表示

これで、実用レベルで庭の地図もできたので、どのように整備するかじっくり考えていきたいと思います。


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