認知トレーニング
ソーケンメディカル様とご縁があり、いま認知トレーニングに有効なトレーニング器具の開発に埼玉大学の皆さんと共に関わらせて頂いています。
もともと認知という部分に興味はあったのですが、特に強く考えさせられたのはS級ライセンス講習会で受講生同士でプレーをしている時にラモスさん、風間さんと一緒のチームで私がFWをしている時のやり取りでした。
普通であればボール保持者の状況(顔を上げる、アイコンタクト)を観ながら動き出すのですが、この2人から言われた事は「お前のタイミングで動け!」パスしてやるからと…
そう言われ全く観えてないなと思いながら動き出してみると…下手くそな私にもコントロール出来る素晴らしいタイミングでパスが出てくるのです!
こちらはいつ観られているのかもわかりませんでしたが、しっかりと観られていたのです。
それ以来このレベルの「観る・観ないをコントロールできる」「クリエイティブな選手・インパクトのある選手」になるまでに何をどういうふうに伝えていけば良いのか?
ということを考えてきました。
TRにおいては教える、教えないという部分も重要であるし、そのためにオーガナイズの工夫も声掛けの言葉のチョイス、タイミングなども考えてきたつもりです。
それくらい認知の部分は奥深いものだと思っています。
もちろんそれは独立したものではなく、技術、戦術、フィジカル、メンタル、ソーシャルなどの要素も関わったものだと思っています。
エコロジカルに自然に身に付く方が定着しやすいし、選手個々のやり方、オリジナルが生まれやすいのでは?とも考えています。
そういう意味でも現在開発中のトレーニング器具は興味深いものです。
さらに「クリエイティブな選手・インパクトのある選手」を輩出するために!
ぜひ皆さんにも興味を持って頂ければ幸いです。
もし興味があるようでしたらぜひご連絡ください!
吉永 一明