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【エムスリー(2413)】2024年Q3決算。医療PFは横ばいだが、海外と病院経営支援事業が伸長。エラン提携によるクロスセル効果は?


はじめに

2025年2月10日に、エムスリーのFY2024Q3決算が出たので考察。

エムスリー2024年10-12月期、前年比売上+27.3%、営業益+3.5%

株探より。

前四半期(2024年7-9月期)は、前年比売上+3.8%、営業益-27%と落ち込んでいたので、前四半期と比較すると今四半期は持ち直した感じ。

人材紹介事業は+20-30%とコロナ禍から伸びた(正確には元に戻った)のが前四半期から継続している。主力事業のメディカルプラットフォーム事業はまだ減収減益だが、こちらも前四半期と比較すると持ち直している。

  • メディカルプラットフォーム:医師PF(医療現場DX:電子カルテ・デジスマ含む)

  • エビデンスソリューション:治験

  • キャリアソリューション:人材紹介

  • サイトソリューション:病院経営支援(訪問看護事業含む)

  • エマージング事業群:新規事業

エムスリーの四半期・セグメント別の売上・利益推移

こちらが、全体の売上・利益推移。
コロナ禍での成長と比較すると、前四半期までは売上・利益共に鈍化していたが、今四半期は売上が上がっている。

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