【2024年11月7日号】クリニック特化型事務長代行サービス「レンタル事務長さん」。ネーミングうまい
11/7(木)の医療ヘルスケアの国内海外のニュース一覧と一言考察。
日)クリニック特化型事務長代行サービス「レンタル事務長さん」が新プランの提供を開始
ネーミングからして面白い。ドラマでブームになった「レンタルおじさん」(元祖はレンタル彼女だと思うが)をモチーフにして、レンタル事務長さんと名付けたのだろう。
ちなみに、レンタル事務長だけではなく、レンタル人事・レンタル集患など、他にもレンタルシリーズを展開している。
開業直後、もしくはクリニックの規模が小さい時期には、院長が全て1人で習慣やホームページ、院内のオペレーションなどをやっていることが多いが、規模が多くなって、スタッフの数も増えると、必ず人事問題に悩まされるし、診療業務以外に手が回らなくなってくる。
そうなると経営や診療のオペレーションに関しては、すべて任せられるような右腕となる事務長を探し始めるが、なかなか敏腕の事務長はおらず、結構悩んでいる開業医の方は多い。
夫婦でどちらかが事務長をしている(妻が院長の場合には、夫が事務長、逆も然り)ケースも多い。
凄腕の事務長となると、経営や経理・人事・集患・ITシステムの導入などは全て事務長が行い、院長は診療業務に専念するという分業体制で回しているところが多い。うまく回っているところは、院長が1人の場合でも1日で200-250名くらいの患者さんを診ていたりする(診療科にもよるが、内科の場合で平均患者数は1日50名)。
敏腕事務長となると下記のような仕事を一括でやっているケースも多い
・業者との直接折衝や契約(卸・メーカー)
・Google口コミへの対応
・医院書類の管理・整理
・保健所とのやりとり
・院内PCセッティング
・スタッフマネジメント(賞与・評価・勤怠管理)
事務長同士で情報共有したいというニーズもあり、事務長会を立ち上げて定期的に勉強会を事務長同士で開いて、人事や採用・診療オペレーションなどに関して情報共有している知り合いの方もいたりする。
今回のこちらのニュースでは、事務長までレンタル化して外注するサービスが出てきているんだという点にビックリした。
オンラインと訪問プランがあり、敏腕の経営参謀プランの場合だと、オンラインの時給が約1万円、訪問の場合で月1日の場合で8万円(8時間労働だとすると同じく時給1万円)になっている。
プラットフォーム側がどれだけ手数料とっているのか分からないが(30%くらい?)。
事務長を採用したいというニーズのあるクリニックは、
ここから先は
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!