Day212 生活発表会
2024/2/18 Sun
寝坊です
くーちゃん(5歳)
幼稚園の生活発表が昨日あった。
ボクは“カメラがかり“として参加した。
「パパ、動画撮ってな」
くーちゃんからご指名である。
(昔は、「ビデオ撮ってな」やったけど
今は「動画」になるんだな)
などと時代の変化に若干センチなオヤジです。
おおかみと七ひきのこやぎ
くーちゃんの役を聞くと
「こやぎでしょ」
「薬屋さんでしょ」
「あと色々」
・・・
なんか複雑そうです。
「セリフあるの?」
と尋ねると
「あるよ。オオカミが来たら言うねん」
「何ていうの?」
「うんこ」
・・・
「何でやねん」
とつっこむボク。
まだまだ5歳児。
ウンコ、シッコが大好きです。
「3時だから もう開けようよ」やで
「へぇ〜 そしたらオオカミが
部屋に入ってくるん?」
「そやで」
「そしたら、くーちゃん食べられるやん。
どこに隠れるの?」
「それはヒミツ」
そう言って彼女は登園した。
家を出る前に
「パパと一緒に幼稚園行こう!」と提案したが
「パパイヤ。ママがいい」とぐずるので
奥さんが連れて行く。
家を出る際に妻がボヤく。
「役立たたんなぁ〜」と。
・・・
(すんません)
ボクは軽く流してコーヒーを啜った。
開演時間が近づき
ボクは徒歩で園へ向かう。
定刻
幕が上がった。
飛び跳ねて入場する園児たち。
どうして子どもたちって
飛び跳ねるのだろう。
「それは 嬉しいからだ」と
誰かが言った。
嬉しい時、人は地面から足が離れている!
「やった!」と興奮して飛び上がる。
“飛び跳ねる“という行為は
実はテンションんが上がる行為なのかもしれない。
(マサイ族が頭に浮かんだ)
話を戻そう。
はーちゃんも入場する。
皆に紛れて
ちょこまかついて行く
オオカミが部屋に入るか入らないか
子ヤギとの駆け引きを固唾を飲んで見守った。
娘のセリフ!
娘のセリフ!
いつなんだ!
「もう3時だよ。開けようよ」
この一言を聞き漏らしてはいけない。。。
ボクは耳をダンボのごとく広げて聞いていたが
サクッとオオカミが家に押し入り、
あっという間に
娘喰われた
・・・
セリフ 言わんのんかい!
隠れる場所も場所やで。
玄関の入り口に
ただ伏せているだけ。
速攻で 喰われた。
いの一番で 喰われた。
喰われた後は
ダッシュで舞台袖に履けていく娘。。。
(そこだけは早い)
その後も、劇は続くが
娘の声 結局拾えず。
帰宅後
感想を聞くボク
「楽しかった?」
「うん。くーちゃん
めっちゃ 楽しかった」
「くーちゃん セリフ言うてた?パパ聞こえへんかってんけど」
「ゆ〜たよ!ちゃんと聞いてよ。パパ」
「じゃぁ〜みんなで動画観ようよ!」
と夕食にみんなで鑑賞タイム。
・・・
やっぱり言うてへんやんかい!
それでも
それでも
娘は満足している様子
それをみて
パパも満足している
きみの笑顔が見れるなら
セリフが言えなくても いいんだよ。
来年は言えますように。
【教訓】
楽しめばOK牧場