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Day203 冬季野外活動①
2024/2/9 Fri
朝4時16分。ホテルで朝を迎えました。
眠い。
Apple watchで睡眠時間を見てみると
3h45m うん。納得。
昨夜
寝静まるまで監視ではなく、
見守りをして過ごした。
その後スタッフミーティング。
一息ついたのが0時。
日を跨いだ。
宿泊行事とは大体そんなものなのかもしれない。
子ども達はみんな元気。
何より嬉しいことは
全員で参加できたことだ。
単純に
彼らはとても純粋だ。
家族の方に見送れてから
30分走るともう山道に入る。
すると早速
六甲の山が雪を見せてくれた。
「おぉ〜めっちゃ雪積もってる」
と男子。
(えっ、いやいや、木にちょっと乗っかってるだけやん)
ちょっとのことで感動できる彼らが好きだ。
スキー実習
最初の関門はブーツとの格闘。
履いたことのない児童にとって
あの硬いブーツは異次元の体験だ。
「先生、履かれへん」
「何これ。めっちゃ硬いねんけど」と
あちこちから声がかかる。
バックル外れてへんやんか!
・・・
先が思いやられた。
それでも子ども達は
インストラクターの話を聞いてスキーを楽しんだ。
天気は最高。
気持ちが良い。
はじめは片足だけ板を履いて
歩く練習。
次は転けてから
起床がある練習。
地味な練習が続く。
慣れてくると少し傾斜のあるところから
八の字で降りてくる。
プルークスタンスだ。
スキーにおいて
これが一番大事。
スピードを制御することが大事なのだ。
かっこいいプルークスタンスを
ボクは大学時代にしこたま鍛えた。
なので少々自信はある。
(よし、ここは子どもたちに見せつけて
あわよくば“かっこいい“などと言われてみよう)
そんな邪ま気持ちで
インストラクターの話を聞く子ども達の横を
プルークスタンスで降りていく。
って誰も見てへんやんかい!
間違いなくボクは
滑っている。
色んな意味で
スベっている。
1日目のスキー実習も無事に終わり
インストラクターへお礼を伝えた子ども達。
定刻より早くホテルへ移動。
ホテルの方は気持ちよく受け入れてくださった。
感謝である。
子ども達はホテルを見て騒ぐ
「うぉ〜〜〜城や城!」
「ハリーポッターや」
「ホグワーツや!」
・・・
オーバーである。が、ボクは好きだ。
バスの中で嗜める
「一般の方もおられるから中では静かにな!」
入館式を終え、各自部屋に入る。
はしゃぐ。
テンション上がるのも仕方がない。
友達と綺麗なホテルで
楽しい時間を過ごせるのだから。
多少は口を抑えながら
目で伝える。
眉間に皺を寄せてながら・・・
夕食をいただいた後は
お待ちかねの
リクリエーションタイム。
怪談話に
お笑い男児によるリサイタル。
そして担任からの
振り返りムービー
これには参った。
今日1日の彼らを写真、動画で記録し
移動中のバスの中でムービーに仕上げたのだ。
彼れは友達と
スクリーンに釘付けだった。
選曲もナイス。
やっぱGReeeeNはいい!
なんか泣ける。
ムービーもいいのだが
ムービーを観る彼らを見るのがとてもいい。
この目の輝き
この瞬間の思い出を大事にしたい。
優しいキモチで部屋に戻ると
また騒ぐ。
さっきのキモチは
どこかへ消えた。
夜中まで
彼らとの戦いは続いた。
明けて5時30分。
まもなく起床。
“二日目“の戦いが始まる。
今日もめいいっぱい楽しみたい。
【教訓】
思い出を作ろう