Day426 合格発表!
2024/9/20 Fri
明日からまた三連休です。
昨日、神戸市では
令和6年度の教員採用試験合格発表がありました。
来年の新採用の方が241人誕生しました。
任期付き、補欠を含めますと390名になります。
志願者数708名に対して、受験者数は669名
1次合格者361名でした。
採用予定が215名でしたので実質の倍率は2.8倍
任期付き含めますと1.8倍でした。
(神戸市教育委員会HP参照)
合格された方
おめでとうございます。
かつてボクも体験した合格の瞬間。
今もはっきり心に残っています。
そう12年前の話です。
それは、25分休みの出来事でした。
当時臨時講師として働いていたボクは
この日がほんとソワソワでした。
思い返せば
“教師になりたい“と奮起したのが33歳。
2年かけて35歳で免許を取得。
一度目の採用試験は
免許取得見込みで受験。
何をどれだけすれば良いのか
全く分からずじまいで あえなく撃沈。
(まぁ〜様子見だな)って思っていました。
二度目の採用試験は36歳。
臨時講師でした。
教師として初めて担任した3年生。
学校行事や授業準備が慌ただしく
毎日20時、21時までのお仕事。
当然、採用試験の勉強をする時間などなく
あっけなく不合格
判定は「B」まだまだだなぁ〜と反省したのを覚えています。
そして、2年目。
その年も3年生を担任させていただきました。
1年間の流れを掴み、
授業内容、準備も昨年に比べて余裕が持てるだろうという
校長先生の配慮です。
ただ、臨時講師といっても保育士よりもお給料が良かったので
「このままでもいいかな」と心の中で思っていたボクがいたのです。
ちなみに、長男くん(中1)が生まれた年でもありました。
校長先生はボクのそんな甘い心を見抜いていたのです。
「本気になれよ!」
厳しくも温かい言葉で励ましてくださいました。
試験落ちた次の日からボクは心を入れ替え、
毎日7時に出勤。
速攻で自分の教室に上がり、
朝日を浴びながら、子どもたちが来るまでの1時間
採用試験の勉強をしていたことを思い出します。
しんどくなるたびに
顔を上げるとそこには、子どもたちの机が並んでいる。
臨時教師のボクに対して「先生、先生」と言ってくれる。
本物の先生にならないと・・・
そんな決意で試験勉強に打ち込みました。
そして合格発表の日。
周りは普段と変わらない様子。
ボクは普段通り装っていましたが
心はソワソワです。
発表は10時。
パソコンで知ることができます。
10:25分
2時間目が終わるとボクは速攻で
職員室に降りてきました。
神戸市教育委員会のHPにアクセス。
表示されるまでの時間が長くしんどかったですが・・・
見事自分の番号を見つけ
嬉しさが込み上げ
「番号ありました」と顔を上げた瞬間
周りの先生方はボクをみて
にっこりと笑って
「おめでとう」と拍手してくれました。
ジワーッと涙が浮かんできたことを
今でも覚えています。
ほんとに素敵な先生方に囲まれて“幸せだな“と思えた瞬間でもありました。
あれから12年。
教師として働いてきましたが
一度も辞めたいと思ったことがないということは
自分に合っているのかなと思っています。
そして、今
また新たな仲間が加わったのです。
今の職場にも非常勤の仲間がいます。
1人でも多く
1日でも早く正規になれるようにと願うボクなのでした。
皆さんも
何かの“合格“を勝ち取ったときを
思い出してみてください。
意外とテンション上がりますよ。
【教訓】
初心に戻る
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