自分らしく生きられない私が、人に寄り添う仕事に就くまで
皆さんこんにちは!
ベンチャー人事のKazuです。
現在は採用担当として、月50~80名程度の方とお会いしています。
色々な方の価値観や考え方に触れる中で、自分自身を人として成長させる事もできる、非常にやりがいがある仕事です。
そんな仕事になぜ私が興味を持ったのか?
学生時代まで遡り、現在までの話をしたいと思います。
是非、最後まで読んでもらえると嬉しいです!
少年時代
目立ちたい、けど恥ずかしがりや。
そんな少年時代でした。
昔から少しプライドが高く、人から良く見られたいという気持ちが強い子どもでした。
そのせいでいじめられたりもしましたが(笑)
母はどちらかと言うと教育ママで、小さい頃は自分の趣味嗜好で習い事をしたことはなく、全て母が決めていました。
塾、ピアノ、英会話、水泳・・・
まさに教育ママという感じでした。
小学5年生にもなると、中学受験を目指すようになり、1日8時間勉強する日もそれなりにあったり、深夜まで怒られながら勉強したりと、小さいながらにタフだったなあと思います。
結果として、地元の中高一貫校に合格、そこで思春期を過ごす事になりました。
中学からはサッカー部に所属、高校では部長になるなど、それなりに頑張っていました。
それが認められ、大学は指定校推薦で立教大学に進みます。
大学時代
大学ではフットサルサークルに所属します。
かなり体育会気質で、地方の弱小サッカー部出身の私にとっては大きな挑戦でしたが、「大学で何かをやり切りたい」と考えてので飛び込みました。
そこで成長し、少しずつ信頼を得ていきます。
ですが、ここで事件が起こります。
チームの成績が低迷、監督からのパワハラを受け始めます。
自身が怪我をしてしまい、チームに貢献できない時期だった事もあり、責任を一身に背負います。
「自分が悪い」
そう思いながら耐え続け、そのせいで焦りも募り早期に復帰し、怪我がまた悪化。
完全に負のサイクルに入っていました。
結果として、心が少しずつ壊れ初め、鬱病になりました。
そして、チームを去る事になります。
その後、二ヶ月の休養を経て別チームで復帰、最後はリーグを優勝してフットサル人生は幕を閉じました。
社会人1社目・2社目
そんな私が就職した会社は、大手IT企業。
多くのサービスを手掛け、積極的に新事業も展開する話題性抜群の会社でした。
そこに2年半勤め、その後はM&A仲介会社に転職します。
こちらの国内屈指の大手。
当時は「良いキャリアを歩めているな」と思っていました。
ですが、そのM&A仲介会社を2ヶ月で退職します。
理由は、「入社がゴールになっていた」から。
小さい頃から厳しく教育され、人から非難されない事や、世間的に良いとされる生き方ばかり意識してきました。
就職活動時代に1社目を選んだのも、世間体がいいから。
そんな私は自分と向き合う事が出来ないまま転職し、失敗します。
そして私は無職になります。
現在
その後、自分を向き合う日々が始まりました。
そこで、これまで避けていた過去を掘り出していきます。
そこに人生のヒントがあると思ったからです。
私にしか語れない事とは・・・?
私だから発揮できる価値とは・・・?
私にしか語れない事。
それは、大学時代に経験した鬱病でした。
こんな自分だけど、人の夢を応援できる人になりたい、人の人生を豊かにするお手伝いをしたい。
そこから人の道に興味を持ち、人事として現在の会社に入社しました。
入社してからは毎日多忙な日々を過ごしています。
多くの方とお会いし、様々な人生に触れながら、目の前の方にとって良い時間となるように面接する事を意識しています。
究極論、目の前の方が幸せになれるなら、弊社を辞退しても良いと思っています。
転職はその人の人生を左右するもの。
私は失敗経験もありますが、目の前の方にはそうではなく幸せな人生を歩んでほしい。
そんな想いで、たまには厳しい事は言いながらも向き合い続けています。
とはいえ、まだまだ未熟者の私。
これからも色んな方との出会いを大切に、もっともっと成長していきながら、色んな方の人生に寄り添っていきたいと思います。
では、今回はこれにて!お読みいただいて有難うございました^-^