自分を信じる才能。
あなたは、自分の人生を生きていますか?
本当になりたい自分で、生きていますか?
自分のことを100%信じていますか?
これを読みながら、一緒に考えてみてください。
「為せば成る。為さねば成らぬ何事も。」
この言葉を聞いたことがあるだろうか。
これは、「どんなことでも、強い意志を持ってやれば必ず結果が出る」という意味。
やる気の大切さを説いた言葉で、俺にぴったりな言葉。
なぜぴったりなのかって?
それは、この言葉を見たときに、これこそ俺の生きる上での信念だと確信したから。
俺はいろんな人から、「カズみたいな人にプロになって欲しい」と言ってもらえる。
それはなぜか。俺はプロサッカー選手になるべくしてなる人間だから。慢心だと思われてもいい。自惚れてると思われてもいい。
俺は、プロサッカー選手になる人間は、サッカーに対して真摯に向き合い、自分と向き合い、成長していくものだと思う。
だから俺は、サッカーに対する姿勢を大事にしている。
そしてその姿に影響を受けた人が俺にそうやって言ってくれたんだ。
俺は、気付いたんだ。
正解を探すことと、成長することは違うということに。
「正解なんて、存在しない」
その言葉を今までだって何度も聞いてきた。
でも今なら、その本当の意味が分かる。
世の中に正解なんて、存在しない。でも、
自分という唯一無二の存在こそ、正解そのものである
どんなことをしたらいいとか、どんな風にやればいいかとか、そういう「行動」に正解は存在しなくて、
大事なのは自分が何を考えて、何のためにやるのかという「考え方」なんだ。
そしてその考え方によって、同じ行動でも成長や結果には大きな差がつく。
どんな考え方をするかは、周りではなく自分の中に求めるものだ。
もちろん、人の考えに触れるというのは、すごく大事だと思う。俺自身も、月に3~5冊くらいは本を読むし、いろんな人と意見交換をしたりもする。
でも、その考えが自分の中に取り入れるべきものかどうか、どのくらい取り入れるべきかは自分の価値観で、自分が決めることだ。
もともと自分に自信がなかった俺は、周りにいる自信ありそうな人に話を聞いたり、一流アスリートのインタビューの言葉にすぐ影響されたりしていた。
自分に自信がないから、自分より優れた周りの考え方を自分のものとして生きようとしていた。
でも、それは自分の人生ではない。
自分の人生とは、自分が決めるもの。自分軸で生きるということだ。
これを読んでいるあなたは、今までの俺のように、自分に自信がなかったり、不安になったりして、気付かぬうちに自分以外の人生を生きていないだろうか。
俺は、大学を卒業したら、柏レイソルでプロになる。
これは俺が決めたことだ。必ずなる。
プロサッカー選手になる俺が大事にしていることは2つある。
それは、
「目的意識」と「自分軸」
である。
俺がサッカーをする目的は、
「自信がない人たちに、自信がなかった自分が大舞台でプレーしている姿を見せて、勇気や自信を与えること」
俺はそういう存在であり続けたい。
将来こうなりたいけど、自信がない。
こんな自分になりたいけど、自分になれるか不安。
そんなふうに感じている人たちに伝えたい。
「人生は自分次第でどうにでもなる」って。
俺を見てみろよ。こんな普通の人間だったんだぜ。
自分に全く自信がなかったんだ。不安だったんだ。
できない自分が嫌いだったんだ。
でも今こうやって大舞台でプレーしてるだろ?
大丈夫。必ずなりたい自分になれる。
なりたい自分を明確に持って、そこに対して本気で自分と向き合っていけば、人は必ず変われるんだ。
そんなメッセージを伝えたい。
今はただどこにでもいる大学生に見えるはずだ。
でも、俺はプロサッカー選手になるべくしてなる人間だ。
「プロになったらこうする」じゃダメなんだ。
それではいつまでたってもプロにはなれない。
プロになったときの俺は、どんな人間で、どんな考え方なのか。
そこを明確にして、今の自分を持っていく。
プロになる俺と、プロになった俺は、同一人物なんだ。
だから今の俺も、プロになった俺と同じであるべきだし、そうなれるはず。
俺は、人に影響を与える人間でありたい。
言葉だけではなく、行動でもそれを伝えたい。
そのために、プロサッカー選手になって、大舞台で活躍するんだ。
俺は、すべての行動が、「プロになるための行動」になっている。
食事にこだわり、睡眠にこだわり、身体のケアに時間を割き、最高のパフォーマンスのために準備する。そのための行動には完璧を求める。
オフの時間も、プロになるための時間。
サッカーを忘れて、オフの日を満喫するのもプロになるため。
すべての行動が、プロになるためなんだ。
そう思っているから、俺は強い気持ちをもって生きれる。
「自分がどうなりたいのか」が明確だからこそ、そこに自分軸が生まれる。
これが俺の生き方だと感じる。
大事なのは、「なんのために?」
そしてそこに自分軸が生まれる。
俺は自分の人生での役割を見つけた。
俺は、人々に勇気や自信を与える存在になるんだ。
プロサッカー選手になって、どこまでも上り詰めて、ピッチでそれを表現し続けるんだ。
サッカーにはそんな力がある。
だから俺はサッカー選手になるんだ。
日立台のあのピッチで、最高の雰囲気で、超満員のサポーターの前で、最高のプレーをするんだ。
見ている人の心を動かし、圧倒する。そんな選手になるんだ。
為せば成る。為さねば成らぬ、何事も。
まさに俺の生き方。
俺は成るんだ。目的に向かって、強い意志を持って突き進む。
為せば成る。必ず成れる。
俺になれないわけがない。
俺なら成れるに決まっている。
さあ、俺の人生大逆転劇に期待してくれ。
俺は成るべくして成るんだ。
夢を叶えたい、なりたい自分があるけど、1歩踏み出せない人に、俺が道を示すんだ。
それが俺に与えられた役割。俺の生き様。
覚悟をもって突き進む。