進化論から考えるAI時代のキャリア戦略
進化とは、生物が生き残るために生み出した革新的なテクノロジーの1つです。
生物界において生物が進化する時の条件が2つあります。
1.変化できること
2.絶滅に追い込まれること
以上の2つが、生物が進化する際の必要条件です。
人間も生物である以上進化する必要条件は人間にも適用されます。
なのでこの先、人間社会の各分野で生き残りたい人は上記の2つを意識しておけば生き残ることが出来る可能性が非常に高いです。
例えば
先日「動画クリエイターがAIに駆逐される」という動画ブログを書いたのですが
これから間違いなく動画クリエイターの世界では、AIの発展によって
2の「絶滅に追い込まれること」は免れません。
なので生き残りたい動画クリエイターの人は
1の「変化できること」が出来れば生き残ることができると思います。
また会社も1匹の生物としてみなすことができます。
そのため進化して生き残るための2つの必要条件は会社にも適用されます。
一般的な生物の世界では以下の特徴があります
【大きい個体】
・強靱で補食される確率が低いので安定して生きるため進化のスピードが遅い。
・環境がある程度安定していれば、大きな動物ほど生き残りやすい
・環境変化が激しいと進化が間に合わず死んでしまう
【小さい個体】
・小さい動物は弱くて捕食されるので、どんどん生まれてバタバタ死に、環境の変化に柔軟に対応する必要性から進化のスピードが早い。
・環境の変化が激しくても、どんどん進化して環境に適応して行くので生き残る可能性が高い。
会社=生物として定義すると
大企業=大きい個体
ベンチャー企業=小さい個体とみなすことができるので
生物の世界の特徴は会社にも当てはまります。
進化論の観点から見ると、
これからAIの発展によって加速度的に環境が変化が大きくなるので、進化して生き残ることができる可能性は大きな個体の大企業よりも小さな個体のベンチャー企業の方が大きいと考えられます。
またこれからは色んな分野で個人・企業が進化していき新しい形態の個体が生まれるで楽しみなフェイズです。
という風に進化論の観点から個人・組織が生き残るポイントを書いたのですが、あまり僕はそこに重要ではないと思っていて
もっと大きな単位で人類という1つ生命体がいかに生き残るかを考えることの方が重要で人類全体の幸福度は上がると思います。
「いかに自分が生き残るか」という西洋の個人主義から抜け出して「いかに周りが生き残るか」みたいな東洋の全体主義を考えることができたらいいですね。
まとめ
・変化の早いAI時代において、「変化できれば、何とかなる」
・個人・企業が激しい生存競争フェイズに入るので新しい形体が生まれるワクワク
・人類を1つの生命体として、人類全体がいかに生き残るかを考えて行くことが重要。
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