阿波踊りVIP席1万5000円は高いのか?
先日、徳島県の阿波踊りの記事を目にしたのですが、有料演舞場に過去最高額の1万5000円を設定し、これに物議が殺到しているということ。
その主な理由が、
『高過ぎる』、『地元の人がこんな額を払うわけがない』、『地域性が薄れる』など。
そもそも、何故地元の方がここまで批判をするのか。
西野亮廣さんがVoiceで言っていたのですが、
『遠方から来る方は大きな時間と大きなお金をかけて来たのだから、せっかくなら高いお金を払ってでもいいモノを観たいと人間心理が働く人が多い』と。
だから、地元の人はこの心理が働かないので1万5000円を高いと思ってしまうのには納得ですね。
だけど、何をするにも費用はかかってしまう。
VIP席1万5000円は安いくらいだけれど、これを排除してしまったら、無料で観覧出来る事も出来なくなる恐れがあるし、むしろ、この伝統のイベントさえ出来なくなってしまう可能性だってある。
そもそも、全員が必ず高額な費用を払えとは言ってない。
VIP席で高額な費用を払っる人が居るから、僕らは安い料金でサービスを受けれるものがあるという事を知る必要がある。
飛行機だってそう。
ファーストクラスを全て排除て、エコノミークラスだけで席を埋めつくしてしまったら、間違いなく今の料金で乗る事は出来ないし、飛行機すら飛ばす事も出来なくなる。
ファーストクラスがあってのエコノミークラスの価格が設定出来る。
大切な伝統あるお祭りを守る為にもこの辺の仕組みに関しては正しく理解する必要があるのかなと思います。