保育園のトラブルで感じたこと
夜帰宅して洗面台で手を洗っていると、5歳の長男が
「保育園に新しく来たA君に背中を嚙まれたの」
とわざわざ話に来てくれました。迎えに行った妻に詳細を話してくれて
新しく来たA君はまもなく2歳になる
帰り際息子がA君と一緒におもちゃで遊んでいて、そのおもちゃを片づけをしようとしたら追いかけてきて背中を噛んだ
A君はまだ感情を整理してうまく話せない年齢で、乱暴になることがあったので保育園の先生も注意していた中の出来事だった
ということでした。この話を聞いて、自分はどんな反応をすればよいか、というか
『どういう反応を子供に見せればいいか?』
ということを考えました。話を聞いた瞬間には、もちろん同情があって、なんでA君はそんな乱暴をするんだろう、と不信に思わなくもありませんでした。でも、それと同時に、その感情を出して「A君はダメだね」といった言葉で一方的な善悪を決めつけてしまうのはマズイな、と感じたのです。善悪とか、出来事についてどう感じたかは息子自身に考えてほしかったから。そこで言葉を選んで
A君はまだおもちゃで遊びたかったんだけど、息子が片付けちゃったのがイヤで、でも言葉でうまく話せないから乱暴な行動に出ちゃったんじゃないかな。
3歳の長女も同じようなことをするよね。まだうまく話せないと行動しちゃうんじゃないかな。
一緒に遊ぶときは、次何をするかA君に聞いて、動いてみればいいんじゃないかな。
と提案するようにしました。息子はちゃんと聞いて、彼なりに考えているようでした。
子供のトラブルをどう受け止め、どう行動すればいいのか
子供が成長して、沢山の人と関わるようになると、こういったトラブルが予期せず起こりますよね。周りの先輩親から聞いていたけど、「ついに自分も来たか」って感じです。自分の子供側に立って、因果関係を判断してどっちがいい/悪いを決めつけるのは簡単ですよね。でも、自分は子供が判断した材料は子供の限定的な話であって、その背後に自分たちの知らない要因がたくさんあると思います。それだけでいい/悪いを決めて終わってしまうと、子供には気づきがなく、親の一方的な決めつけに影響されてさらにトラブルが大きくなってしまうかもしれませんよね。なので、
トラブル、そして子供の感情は事実として受け止める。話を聞く
子供の話だけで見解を決めつけない。事実関係を第3者からも得るようにする。(今だと保育園の先生ですかね)
トラブルがどうして起こったか、どうすれば避けられるのかを子供に提案してあげる。
何よりも親自身が感情的にならない
ということが大事なのかな、と考えた出来事でした。これ以降今のところ息子からA君とのトラブルは聞いていないので、仲良くやっているのかなーと感じます。今後も様子を見守って、何かあったら気づけるようにしていきたいと思います!
最近見たテレビ番組
最後に、最近印象に残ったテレビ番組を
宇野重吉さんは、寺尾聰さんのお父さまです。番組中にも寺尾さんが出ていて、そうだったのか!と驚きました。(ご存じだった方はごめんなさい)
念願の旅公演が決まって間もなく病気が発覚しますが、治療、舞台、そして町から町への移動とタフに活動されます。舞台裏では弱っていく体を何とか動かして稽古に移動にしているのですが、舞台に立つとその弱さを全然見せない、何て力なんだと驚愕しました。
人生は夢がかない、さらに充実しようとするときに病魔が来ることもある。健康に動けるうちはやりたいことに全力で取り組むことが大事ですね。
NHK特集は過去のアーカイブですがなかなか現代では見られなくなった光景がたくさん見られて、またアナログな感じがが逆に新鮮で面白いですね。不定期なので番組表要チェックです。
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