個人的な思いと社長としての考えは違うというお話
個人的な考えと社長としての思いはイコールではない。
5年前というか今でも会社WEBのプロフェール欄にも書いているが、仕事は断らない。
でも最近は少しだけ変わってきた。今まではどんな仕事でも腕力でねじ伏せられる自信があったし、今もある。だが会社が20人を超えてそれなりのサイズになれば全ての仕事に自分が関われるわけでもなく、ある程度任せていかなければならない。自分なら儲け度外視でしんどかろうがブラックだろうが炎上案件だろうが何だろうが受ける。だがしかし、それを社員に強制できるだろうか?
また、力をつけてきた社員が自分の力を外で試したいのでフリーでやりたいと言ってきた時、個人ならそれは素晴らしい、世界は広いぞじゃんじゃん外を見て力をつけてこい!でも社長としては寂しい、俺といてもそれなりに楽しくやっていけるのに、、、チェッ、みたいな。
ただまぁ、うちから巣立った人間が少しだけでも業界にトボガン式を広げてくれたらとは思う。なのでやめた奴らもすべからく心の社員と呼んでいる(勝手にだが)。その上でいやだからこそ残ってついてきてくれる人間には最適環境を与えてあげたい。だからある程度は仕事を選ばざるを得なくなってくる、、、、
組織が大きいと大きい仕事に関われるとよく言われるが、昨今では別に組織なんか小さくても大きくてそしてやり甲斐ある楽しい仕事にいくらでも関われるし、作り出せる。なので、上記の二つの理由から会社を大きくしていくことにメリットを感じられない。
俺としてどう思うか?社長としてどう思うか?
会社が大きくなればなるほどこの自問自答のジレンマは相対的に大きくなる。適正サイズとはいうのが実にはこれまた難しい問題なんですが、それはまた今度、、、
*仕事を断りたくない理由は実はもう一つあるのですが、それは企業秘密です。知りたい人はお歳暮を送ってくれたらこっそり教えます(嘘)そのうち書きます。