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文章を書く難しさに気づいたこと

文章を書くことは意外と難しい

僕は作文することには長けているほうだと自負していた。だが最近ある案件を提案する機会があり、そのタスクに取り掛かる中でダメダメなことに気づいた。ビジネスライティングが苦手ででそのほかは大丈夫!と言い訳しても仕方ない。ちなみに日々のSNSやメールでの少し長めの文章での応答は全く違和感なく日々過ごしている。

伝わりづらい理由は次の機会に回すとして、なんで文章を書くのが意外と難しいのか?について原因を3つ考えてみた。

この文章も伝わりづらい可能性があるが僕の気づきについて最初の記事として残しておきたいと思う。

書く経験が少なくて練習不足だから難しい

「文章を書く」という行為は思ったより少ない。学生時代はテストの回答として文字を書くし、夏休みには読書感想文を宿題として課される。真面目に学生生活をカリキュラム通りに過ごしていても、自分で文章を創作することってほとんどなかったんじゃないかとおもう。

他人から文章に対して細かいFBをもらうことがないから得意不得意に気づきづらい。

自分を思い返しても、大学までさかのぼったって就職活動の時と論文くらいしか自分の文章についてまともに添削を受けた覚えがない。人から文章を見せられても、まず本人にあまり具体的な作文についての指導をした記憶もない。つまり上手い下手に関わらず、自分の文章について他人から直接評価を聞かされる環境というのは貴重だ。よって自分が上手なのか否かも実はよくわかってないんじゃないかと思う。

「作文は簡単」という思い込みの結果、書く難しさに気づきづらい

最後に自分は作文ができるという誤解をしている点があると思う。多くの人は幼い時から、ひらがな、カタカナ、漢字、英語と語学の勉強に時間を割いている。その結果、多くの名詞を暗記して、それらを動詞や形容詞とともに接続詞でつないで文章を作る作業はできる。これを基礎的な文章力があるとみなし、それ以上の能力開発を怠っている。つまり、単語さえ覚えればなんとなく意味が通る作文はできちゃうという段階で「文章力」が備わったと錯覚しているのではないか。

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