今すぐ売上を上げたい方に
お客さまに出すハガキには3種類あります
◯サンキューレター
◯飾られるハガキ
◯受け入れてもらうハガキ
まずはサンキューレターから!
お客さまに「ありがとう」の気持ちを伝える
笑売で最も大切にしたい考え方です!
「長い間商売しているんだけど、ここのところ売上が落ち込んでね。支払いもあることだし、何か今すぐ売上を上げる方法ってないのでしょうか?」
一見、虫のいいような質問ですが、その方法が無いわけではありません。
すでにビジネスや商売をしていて、今すぐ売上が欲しいのなら、誰にでもできる簡単な方法があります。
それは…
お客様にハガキを書く事です。
見込み客を集めるところからスタートし、見込み客を集客し、成約するには、時間もかかるし、コストもかかります。
また、そうするためのテクニックやノウハウも必要となります。
しかし、既にあなたの会社やお店から商品やサービスを購入した人に、再度、商品を購入していただくのは、ほとんど時間もかかりませんし、コストもかけなくていいのです。
これは一度はあなたの会社やお店を受け入れてくれているからです。
また、そうするために、難しいテクニックやノウハウも、ほとんど必要ありません。
お客様に再来店していただける一番簡単な方法がハガキを出すことなのです。
これだけで再来店率はアップします。
ただし、ここで注意しなくてはいけないのが「売込み臭の強いハガキ」は避けるという事です。
例えば…商品写真を並べてあるだけのようなハガキはダメです。
これは、お客様が受け取った時に「売込みをされる」と感じるからです。
もちろんお客様のタイミングもありますから、何か必要としていたところに、偶然ハガキが来れば買う気になるかもしれませんが、これでは今すぐ必要としているお客様が中心になってしまいます。
ビジネスや商売で売上を上げようと思ったら、「今すぐ客」だけを相手にしていては、効率が悪いんですよね。
お客様は大きく分けて4タイプくらいに分類されます。
●A客:今すぐそれを必要としているお客様
●B客:少し問題意識のあるお客様
●C客:問題意識の少ないお客様
●D客:まったく問題意識のないお客様
ビジネスや商売で相手にしなければいけないのはA・B・C客です。
A客だけを相手にしていては、売上を上げ続けることはできません。
B・C客にどのようにアプローチしていけばいいのか?
その話に入る前に…
まずは「売り込み臭の強いハガキ」はA客しか反応しない、さらにA客の中でも拒否反応を示す人もいることを覚えておいてください。
では…どんなハガキを書けばいいのでしょうか?
B・C客にとって、サービス内容だけが書かれたはがきは「買ってください」「来店してください」という事を訴えているように見えます。
つまり「売られる」という感覚を感じるのです。
このようなハガキを出しても、反応する人は少ないのです。
では少し考えてみましょう…
一度付き合ったことがあるけど、別れてしまって、もう1年くらい連絡していない人がいたとします。
その人にまた会いたくなった時に…
何と書きますか?
「最近どうしていますか?」くらいの内容にとどめますよね!?
この方が相手があなたを受け入れてくれる可能性が高くなります。
受け入れられると、距離が縮まるのですよね!
お客様の中には、最近でも購入してくださっている人もいるでしょうし、最近は購入していない人もいるはずです。
それなら、最近購入していないお客様に照準を合わせるのです。
そうすれば、最近、購入してくださっているお客様も反応してくれる可能性が高いからです。
ですから、最近は購入していなかったお客様が、会社やお店に来たくなるようなハガキを書くのが良いんですね。
この場合は、サービス案内などの内容は出来る限り省きます。
売込み臭のするものは、できるだけ避けるのです。
そして、相手に対する気遣いを、前面に出したハガキにするのです。
人は自分を気遣ってくれる人のコトを受け入れるという性質を持っています。
ですから「いつもありがとうございます」とか「お元気ですか?」とか「最近、どうされていますか?」というようなキーワードを使ったり、「暑いですが体調を崩さないようにしてください」とか、「風邪をひきやすい季節ですので、気をつけてくださいね」というようなキーワードを使うのです。
もし、スペースが余るようでしたら、自分自身や会社やお店の近況を書いてもいいでしょう。
これなら相手はイヤミを感じません。
そして最後に「また、お顔を見せてください」とか「またのご来店をお待ちしております」といった、さりげない要求をするのです。
これなら、お客様は気遣いされて、あなたを受け入れた後なので、あなたの要求を聞こうと考えるようになるんですね。
こういうハガキを書くと、一度でも商品やサービスを購入してくださったお客様が来店したり、商品を購入しようと考えるようになるんですね。
ハガキはもちろん印刷でOKです。
でも、できたら「見るからに印刷」というハガキよりも「手書きっぽいハガキ」の方が相手に受け入れられるでしょう(ちなみに絵てがみはお勧めしません)。
ハガキには…スゴイ力があります。
ハガキだけで売上を上げている会社やお店もたくさんあるのです。
ぜひ!「スグに売上を上げたい」とお考えの方には、ハガキを出されるコトをお勧めします。
参考までに
ぼくの衣料品店のお客さまのハガキのレスポンス率は70%以上です。
考えてハガキを出すとこれくらいのレスポンスは当たり前の数字になります。