なんとなく
先日の仕事休みの日、湧き水を汲みに行く途中の話。
目的地まで70箇所くらいカーブがある所謂峠道をクルマで登坂している時、ミラー🪞もないのに対向車は完全に死角になる危険なカーブに差しかかった。
細い道幅でしばらく走っていても自分達家族の車しか通行していなかったんだけど、
「なんとなく」そのポイントだけは絶対的な嫌な予感がして、カーブに差しかかる200mくらい手前から最徐行をしながら近づいたその時‼️
もの凄いスピードで反対車線をはみ出しながらドリフトして下ってくるTOYOTAの白い車が現れた‼️
こちらが法定速度くらいで走行していたら間違いなく吹っ飛ばされ、崖の下に落とされていただろう。
……とりあえず事なきを得て、湧水場に到着。
ここの水は今まで飲んだ事のない波動で、身体の中に波紋が拡がるように感じた。
水を汲んだ後、また石を拾いに行こうかとなり、めぼしい場所までまた車を走らせる事に。
そこからも、さきほどの峠道程ではないにしろ、カーブが幾重にも連なっており、少しだけ注意しながらまた登坂していく。
坂の途中、左側になんとなく気になる広場を見つけ、そこで停車して探そうかどうか迷いながら少し左に車を寄せた次の瞬間⁉️
また猛スピードで下りながらカーブから反対車線にはみ出してくる車がやってきた‼️
減速しながら左に寄せていた分、この日2回目の危険運転もなんとか回避できたのだった。
先程もこの時も、その一瞬の「なんとなく」という感覚に委ねていなければ、無事ではなかっただろう。
昔から、事故にあっても大事には至らないという悪運は強かったが、
今はどうやら、その事故からさえも何かから守られている、そんな感覚がある。
だからこそ自分に委ねられる、そんな日々を重ねている。