友達から始まる気になるあの子 ー繊細なぼくの恋愛体験談1ー

私の恋愛について

これまでの恋愛というと、

そもそも
「好き」という感覚が何なのか、分からなかった。

 
HSPの男性は、
ラブシャイネスという恋愛に対して奥手。


診断テストにハマっていたあの頃。。。


そこには、

「はじめは友達として仲良くなっていき、徐々に距離をつめましょう。
 そこから恋愛が発展していくでしょう。」という結果。

なんて、長期戦なんだろう。
 

パンをくわえながら、走っていると、交差点で人とぶつかる。
ぶつかってきた相手がまさかのイケメン。
そのイケメンがまさかの同じクラスの転校生。
ベタなラブコメみたいな転換は、現実には存在しないということだ。

 勉強ばかりしていたガリ勉くん😎

思春期のころ、
はじめて「好き」という感覚を持った。

 
私の思春期というと、波乱万丈な中学校生活。
性への目覚めとして、異性に対して異常なほどに敏感になっていた。
さらに、上下関係は厳しく先輩と関わるより後輩との仲が良かった。

 
遠足で近くの海で行って、
ぼくと僕の友達 Aちゃんとその友達 男女2人ずつで遊んだ。

実家で整理していると、当時の写真があった。
海をバックにジャンプしている写真。THE 青春。


これがきっかけで、Aちゃんとは仲良くなった。
授業中には内緒で手紙交換していた。

 Aちゃんは勉強が苦手。
テスト期間になると、ルーズリーフに要点をまとめものを渡していた。


写真はイメージ
https://www.e-maruman.co.jp/yomubungu/detail/20210909105348.html より


Aちゃんのために、まとめ集を作っていた。
そこから、無意識のうちにAちゃんのことを意識し、想っていた。


 中学3年年のある日
受験勉強に集中していた私に衝撃が走った。

Aちゃんが同じ部活の男子と付き合っているという情報。
その男子がまさかの小学生の時、最初にできた友達。

何だか複雑な気持ちだった。

そこで、消化試合ならぬ、恋人までに発展していないやるせない恋

切り替えて、受験勉強をし、希望する高校に合格した。


 中学校を卒業するとき。

「いつも、勉強を教えてくれてありがとう。
 カズピロコウくんのおかげで、
 苦手な英語も何とかできるようになりました。
 カズピロコウくんは私にとってヒーローだから。」

Aちゃんからもらった最後の手紙

と書かれていた。

ヒーロー?そんな大きなことをしていないと当時は思った。
 

「カズピロコウくんは私のヒーロー。」


しばらくして、
この言葉は私の好きな言葉、励ましてくれる言葉になっている。
機会があれば 落ち着いたら、会いに行きたい。
 


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