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ベジタリアンに挑戦してみた結果思わぬ発見があったお話
「最近、お肉を食べるのやめたんですよ〜」と言うと、
「なんで?どんな感じなんですか?」
というご質問を多くいただくので、
肉食を手放した経緯と
半年間実践してみての体験談をまとめました。
「肉食ちょっと手放してみたいかも・・・」と
食生活を見直し中の方の参考になれば幸いです✨
なぜ肉食を手放すことにしたのか?
肉食を手放した理由:その1
昨年から縄文時代の暮らしに興味を持ち始め、
その流れで古神道の教えに関心を持つと、
「四つ足(四本足で歩く生き物)は食べない」
「(種として人間から)遠くて(暮らしている場所に)近いものを食べる」
という教えがあるというのを知りました。
縄文時代は宇宙の流れと一体になって生きていた時代。
きっと人は神がかっていたのではないかと思うんです。
(古事記に登場する神様として残っているのも
そういうことなんじゃないかと思うんです。)
人が身体を神々が宿る器にする=神がかる上で、
「四つ足を食べない」というのが何か影響しているのではないか。
肉食を手放したら神がかれる可能性が高まるかも?!
ということで「肉食を手放す」ことを暮らしに
取り入れてみることにしました。
肉食を手放した理由:その2
もう一つの理由として、
食肉の生産プロセスに共感できないことがあります。
食肉の生産に必要なエネルギーの量に対して、
価格のバランスが取れていないと感じます。
自ずと、使われている飼料の安全性への疑問や
牛さんや豚さんの扱われ方への疑問が湧いてきます。
今の市場のメカニズムにおいて、
信頼して買って、安心して食べることができるお肉って
なかなか無いのではないかと思います。
(あったとしも毎日食べられる価格ではなくなります。
そりゃ作るエネルギーを考えたら妥当だと思います。)
どんな風に手放したのか?
肉食を手放す範囲:ゆるベジに着地
一口に「肉を食べない」と言っても、
その解釈には幅があります。
最初の1ヶ月は全く肉を食べずに
野菜中心でやってみましたが、
これまで何でも食べてきた我が家。
献立がマンネリ化してきます。
お友達と出かけたときに
「私、肉食べないんで」というのも
なんだかなぁと思い始めました。
結果、食生活はこんな感じに落ち着きました。
牛、豚は食べない
鶏は時々食べる
魚は食べる
外食で選択肢が無い場合や出先で提供された場合には食べる
世の中でどのような区分があるのかを見てみると、
ヴィーガン: 植物性食品のみを摂取
ベジタリアン: 肉は食べないが、卵や乳製品を摂取する場合がある
ペスカタリアン: 魚介類や植物性食品は食べるが、肉は避ける
フレキシタリアン: 基本的に植物性食品を中心にしつつ、
動物性食品を柔軟に摂取
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という区分があるそうです。
フレキシタリアン(ゆるベジ)という位置付けになるようです。
手放しを適応する範囲:家族はどうする?外食のときは?
我が家は夫が食事担当なので、
「肉食を手放す!」と決めてから、
私の食事は野菜中心にアレンジしてくれるようになりました。
当初は夫もその食事に付き合ってくれていたのですが、
「やっぱり食べたい!」とポークステーキを焼いたり、
茹で豚を作ったりして食べてます。
娘は元々あんまり肉が好きでは無いため、
私と同じ食事でも大して気になっていないようです。
そして、外食の時は、
お肉が看板メニューのお店であっても、
意外と海鮮や野菜中心のメニューがあります。
「お肉以外の選択肢が無くて困る」という
体験はしていないのが現状です。ありがたや。
肉食を手放してみてどうだった?
肉食を手放してみての体感:総じて良い感じ!
いざ、肉食を手放してみて感じたこと。
まず、体が軽くなりました。
朝の目覚めが良くなりました。
胃の消化への負担が軽減できたようです。
次に、生理痛が緩和しました。
毎月、生理の度に腹痛や腰痛があるのですが、
症状がかなり軽くなりました。
そして、直感が働くようになりました。
以前よりもピンと直感で
「何かあるかも」と思ったときに
人に連絡をしてみたり、行動に移してみたときに
好感触を得られることが増えました。
想定外の副次的効果:家計へ与えたインパクト
思わぬ棚ぼたとして、食費が下がりました。
全く意図していなかったのですが、
物価高騰で食材費が上がっているにも関わらず、
食費が下がりました。
こちらが我が家の2024年の食費(外食費除く)です。
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私が肉食を手放すルーティンを始めたのが2024年6月。
如実に食費が軽減しているのが分かります。
半年間実践してみて、
今のところ、困っていることが無いので、
このままゆるやかに肉食を手放す生活を
続けてみようと思います。
以上。
肉食を手放した経緯と半年間実践してみての気づきでした。
継続するとまた新たな発見があるかもしれないので、
その折りには追ってレポートします。お楽しみに♪
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ヴィーガンの工夫が凝らされたお食事と出会えたのも
肉食を手放しての新たな体験でした