十二単の姫タイプさんが縁起の良さを活かすには
今日は 「十二単の姫タイプさんが縁起の良さを活かすには」について考察してみたい。
人懐っこく、可愛らしい十二単タイプさんは、そもそもあどけなくも特別で格のお高いポジションにあって、つい笑顔にしたくなるような、その存在と笑顔が周りを幸せにするような、その場の雰囲気がどうしたって 柔らかくなり、癒しと和みを与えちゃうようなそんな貴重で重要ポジションな十二単タイプさんであるが、
本来のその縁起の良さと、王族のような皇族のようなやんごとのないお方なのはお分かりいただけると思うがどうもその役割からちょっと縁がなさそうなのが「お金」や「働く」といった概念のあたりである。
「お金」や「働く」といった概念が 「ハイブリッド」「実力派」と大きく異なる というのが家族構成論研究室での見解だ。
育った環境にもよるが 自分の快・楽を満たす事への手段に いささか枠や制限がない場合が多く、普通にはない着眼点でお金や人を動かすことができたりもする。その「運の良さ」と「パワー」で はじめは爆発的な結果を出すことも少なくないだろう。
しかし、その爆発的な結果の表面的な成功は長く続かず いつかどうしたって 「破壊」「淘汰」が起こりうる。それらのストーリーを 一面だけ切り取って (マスメディア等で)悪人のように語られることも大いにあるだろう。一方で 本人に悪意はなく 枠を超えた選択も「だってそのほうがうまくいくから」「みんなもそうすればいいのにと思った」という シンプルな思いが中心にあることがほとんどだと想像できる。
あまりにも大きなお金を生み出そうとした結果 悪意がないのに 悪人のように捉えられてしまうことも、本来は尊い「縁起の良さ」「運の良さ」をうまく使えていないことも 本当に残念なことだと思う。 十二単タイプさんは 賢かったり 行動力があったりすることも多いので 見る人によっては「信念のあるオトナ」のように捉えられることもあるだろう。が、本来は人懐っこい愛されキャラなのである。 危うさとあどけなさが手を差し伸べたくなる… 周りを役立たせてあげられる素晴らしい存在なのだ。見えない世界の話になるが、「人一倍 多くの守護霊に守られているのでは?」と恵子氏とも雑談しているが まさにその通りなのかもしれない。
つまり 十二単タイプさんが「大きく成功すること」「循環を拡大させること」を意図すると 本来のポジションではない場所に流れ着きやすく その結果 ネガティブな方向性に向かう可能性も高いとも言える。シンプルに言い換えると「お金を稼ごう とすると 本来の良さが発揮されない」のだ。縁起の良さ 運の良さ に通づる圧倒的な「守られる力」が 発揮できないどころか 自分や周囲をうっかり破壊してしまう事態にすら向かいかねない。
だからこそ 十二単タイプさんの欲望を 本人の欲するままに 周囲が満たし続けることは とても危険であるとも言える。 瞬間的に起きた十二単さんの「爆発力」「突破力」を 周囲の(特に実力派が)褒めすぎたり ましてや真似をしたりすることも 危険を伴う。問題解決力を持たない(必要ないので装備していない)十二単さんは 自分の力で環境を変えることはできない。周りの環境や 扱いに影響されやすいのである。つまり 周囲が「かかわり方」「扱い方」を変えることで 簡単に素晴らしい方向転換ができる ということでもある。
周りが悪いのかと言ったらそうとも言い切れない。周囲の人(特に実力派タイプさん)の視点に立ってみると 十二単タイプさんに過剰な「甘やかし」「許可」を与えてしまった背景には自分の苦労や痛みを重ねて 「助けてあげたい」「 自分と同じ思いをさせたくない」という それこそ悪意のない「やさしさ」から選択した行動であることも多い。自分の「痛み」や「感情」、罪悪感からくる自己犠牲を 冷静に見つめ 十二単さんとの「違い」の理解を深めることが 自分にとっても身近な十二単タイプさんにとっても幸福につながる道となるだろう。
周囲の人が、過剰に欲望を満たす環境を作り上げることも 十二単タイプさんが本来の力を良い方向に発揮できず悪人扱いされるようなストーリーが作られることも 誰に原因があると言うよりも 社会の歪みや 消化しきれないネガティブなものが そこに集中して現れやすいということなのだ。ひとりに責任があるわけではなく、全ての人に責任がある。ただし、人生の責任は自分にしか背負えない。原因を突き止めようとしたり、誰かを責めたりすることは、根本解決にならないどころか 新たな歪みを生み出しかねない。一人ひとりが自分の人生を生きることが たったひとつの解決方法かもしれない。
十二単タイプさんは「大きくお金を稼ごう」とすると 本来の良さを発揮できないと表現したが、お金が稼げないわけでは まったくない。十二単タイプさんは 愛されキャラで華がある一方で 実は 組織やリーダーに守られながら コツコツ丁寧な仕事をすることが得意な性質もある。不平不満が出てもいいし、出るくらいがちょうどいいのかもしれない。もしも置かれた環境に対するネガティブな感情に振り回されてしまう場合は 「恵まれている部分」「特別扱いされている部分」「縁起の良さや運の良さを発揮している部分」に目を向け 感謝を感じると 心のバランスが整い じんわりとした幸福感を味わうことができるだろう。
守られ大切にされながら、小さく小さく、謙虚に 品よく それが十二単タイプさんが王族のような縁起の良さを発揮できる姿なのではないか?と恵子氏が 言ったとき 実力派の自分は 衝撃と共に深い納得を 得たのを今でも覚えている。 ハイブリッドタイプである恵子氏は 同じ貴族グループの「十二単タイプ」の価値観や 感覚を 実力派にはない視点で 分析することができるのではなかろうか。
もちろん、今の環境で喜びを感じながら、楽しく仕事をし、クリエイティブな活躍をしていたり鋭い知識と技術を持ってビジネスのセンスに溢れた十二単さんをたくさん知っている。
十二単タイプさんは 与えられている恵みへの感謝を味わい 縁起の良さと運の良さを誇りに思うことで、自然と豊かさを周りに与え 特別な存在として重宝されることだろう。
十二単タイプさんが縁起の良さを発揮できる環境について考えることは、とても意義が深いと思った。それは 十二単タイプさんに限らず他タイプにとっても 自分の人生を考えることであり、自分の幸福を考えることであり、世界の平和を考えることに通づるのだ!
・・・と今日も 実力派のオタク研究員は 思いを馳せるのであった。