WBC日本優勝の歓喜に酔いながら
9回表マウンドに立った侍ジャパンの大谷翔平は9番マクニールに粘られてフォアボールを出すが1番のベッツをセカンドゴロに打ち取りダブルプレーでツーアウト・ランナーなしとする。そこで迎えた2番バッター、マイク・トラウト。大谷のMLBでのチームメイトだ。逆転優勝に向けてトラウトは粘る。5球目のストレートが外れてボールとなり、カウントはフルカウント。マウンドに立つ大谷は彼の同僚に対して世界一に向けて渾身の一球を放った。トラウトが逆転の望みをかけて無心に振ったバットは外に落ちてゆくボール