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HSPにとってリモートワークは天国?フルリモート勤務の私が現実を告白

こんにちは、HSPの果実酒です。

私はほぼ週5リモートという働き方を送っています。フルリモート勤務というと周りにとても羨ましがられます。

確かにフルリモートは、HSPの私にとって周りの目を気にしなくていい働き方です。

ただ、私はリモート=働きやすい!ということは一概には言えません。

そこで、HSPにとってリモートワークは本当に最適な環境なのか、約2年フルリモート生活をしている当の本人から解説します。

※あくまで私の主観であるため、HSPさん全員に当てはまるとは限りません。

自身のブログサイトでHSPの転職について話しております!HSPで転職活動に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

HSPにとってリモートワークは天国!‥‥というわけではない

冒頭でも話した通り、リモートワークだからHSPにとってはノーストレス!というわけではありません。

もちろん出社しない働き方に恩恵は受けていますが、リモートワークに期待しすぎるのもよくはありません。

なぜリモートワークがHSPにとって必ずしも天国というわけではないのか、理由を説明します。

理由1.テキストでのやり取りが冷たく感じてしまう

テキストで行うコミュニケーションが、異様に冷たく感じてしまう点は、HSPさんにとってストレスに感じるのではないでしょうか。

リモートワークなので、対面でのコミュニケーションが減る分、テキストでのコミュニケーションが増えるのは、どの会社でも共通して言えるでしょう。

対面に比べて、テキストでのコミュニケーションは、焦らず自分の頭で考えながら行えるため、一見HSPさんにとってはメリットがあると思われます。

しかし、テキストでのコミュニケーションは相手の表情やトーンが読み取りづらいため、普通のメッセージでも冷たく感じてしまいます。

例えば、テキストで「承知です!」できた場合と「承知です。」と来た場合。後者の方が少しヒヤッとしませんか?

HSPの私にとって、「!」や絵文字が無いテキストは少し怖い印象があります。

もし「承知です。」のようなテキストがくれば、「え、何かイラっとさせるようなことしたかな?」と変に勘繰ってしまいます。

例え普段から絵文字を使わない人だったとしても、そのようなテキストがくるだけで、少しモヤモヤしてしまいます。

理由2.成果主義

成果主義で評価されてしまうため、HSPさんはその動きに疲弊してしまいがちです。

リモートワークを導入している企業の傾向ですが、働いているかどうかが見えづらい分、仕事の成果で評価をしようという動きになります。

8時間以上働いても、成果に見合った評価がされなければ、最悪「仕事をサボっているのではないか」と判断されてしまいます。

多くの会社はリモートワークでも成果が出せているから、リモートワークを導入しています。しかし、成果が下がる可能性があると制度が廃止されることもあります。

私の場合も、自分自身の評価はもちろん、いつかリモートワークが廃止されてしまうのではないかと心配しながら働いています。

理由3.疲れている状況が周りに伝わりづらい

リモートワークで働いていると、仕事で疲弊していても周りや上司は気づけません。

もし毎日出社をしていれば、顔色や業務態度で異変に気づいてもらえるでしょう。

リモートワークであれば、そのような異変は気づけませんし、何ならリモートワーク=体力を温存できると捉えている人もいるため、体調に気を遣ってもらいにくくなります。

私もリモートワーク始めたての頃は「体も心も落ち着くからいっぱい働いても大丈夫!」と思っていました。ただ、週5フル出社よりも疲れにくいとは言いつつも、仕事は仕事なので体力は持っていかれますし、ノーストレスとは言い切れません。

出社をしていなくても疲れますし、何なら身体を壊す(経験済み)こともあるので、あまりリモートワークに夢を見過ぎない方が良いでしょう。

それでも私はリモートワークがいい

色々な穴があるとは言え、それでも私はやっぱりリモートワークという働き方を推していきたいです。

周りの目を気にせず仕事ができることは、HSPにとって良い環境ですし、通勤もしないので無駄なエネルギーを消費せずに済みます。

ただそれよりも価値があると思っているのが、どのライフステージに立ったとしても、リモートワーク下であれば仕事を続けられる可能性があるという点です。

例えば結婚して子供ができた場合、通勤の時間がない分を子育てに充てることができます。

また、会社の通勤圏内に住んでいなくても働けるため、住む場所はある程度自由に選べます。

私は地方出身なので、いざとなれば地元に帰って仕事ができます。

私がリモートワークを推す1番の理由は、この先何があっても辞めなくていいという安心感を持てることです。

もちろん出社が好きな人は出社をすれば良いですし、リモートワークが働きやすいと思えるのであれば、リモートワークで働けばいいと思っています。


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