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社会人が不安障害を乗り越える方法3つ

こんにちは、果実酒です。

私は中学生の頃に発症して以来、10年以上不安障害に悩まされていました。

しかし、20代半ばになってから、不安障害の発作が消えました。

今不安障害を抱えている社会人の方のために、私なりに不安障害を乗り越えられた方法について紹介していきます。

1.場数を踏む

これまで何百回も不安発作を経験してきたことが、不安障害を乗り越えられた一番の方法です。ほとんどこのおかげ!と言っても過言ではありません。

これは場数を踏もうと意識したのではなく、いつの間にかそういう状況になっていたというのが正しいです。

不安障害になりたての中学生の頃は、毎日発作を起こすたびに絶望に陥っていました。毎日人生のどん底に突き落とされた気分でした。

しかし初めての発作から10年以上も経てば、色々な場面での発作の経験を積むため、自然と不安発作に慣れていきます。

ちなみに私がこれまで発作を起こしてきた場所は以下の通りです。

  • 朝の通勤電車

  • 会議室

  • オンライン面談

  • 駅のホーム

  • 飛行機

  • 飲食店

  • 舞台

色々なシチュエーションで不安発作を起こしてきて、その度に乗り越えてきた経験があるため、いつの間にか不安障害への恐怖がなくなりました。

重要な会議やプレゼン発表など、きてほしくない時に発作がきたことは腐るほどあります。なので、また同じ状況で発作がきたところで「その発作は経験済みだ!」と強気でいれます。

様々な状況で不安発作を起こしてきましたが、案外何とかなったものばかりです。その経験が、不安障害を乗り越えられた最大の要因となります。

2.周りに打ち明ける

いつ何が起きてもいいように、会社で信頼できる同僚や上司に不安障害のことについて打ち明けていました。

打ち明けたところで「厄介者扱いされないかな」「仕事の評価に影響したらどうしよう」と不安でしたが、結果的に何も悪いことは起きませんでした。

私自身、不安発作が起きる要因の1つに「周りに迷惑がかかることへの心配」がありました。

私が急に不安発作を起こした時に、それを見た周りがびっくりして、逆に不安を与えてしまうのではないか‥‥という心配が引き金になっていました。

万が一発作を起こしてもびっくりさせないよう、事前に私は不安障害を持っていることを一部の人に伝えました。

ありがたいことに、周りは私の不安障害に理解してくれたため、私も安心し、おかげで不安障害への恐怖心が小さくなりました。

不安障害については、「この人にだったら言っても大丈夫かな」と決めた人にだけ話していました。関係者全員に無理して話す必要はありませんが、一人でも不安障害について理解している人がいるだけで気持ちが変わります。

3.コミュニティへの参加

不安障害を持っている人が集まるコミュニティに参加していました。

毎日しんどかった時は、「誰も私のことなんか理解してくれない」と孤独な気持ちでいっぱいでした。

私の身近に不安障害を持っている人はいませんでしたが、オンライン上では同じような状況にいる人がたくさんいました。

私が入っていたコミュニティはLINEグループ上で、好きなときにコミュニティのユーザーと会話していました。

その人たちとつながることで、「私は一人じゃない」という安心感が生まれ、毎日起きていた不安発作が緩和されました。

まとめ

社会人が不安障害を乗り越える方法3つを紹介しました。

3つと言いつつも、一番効果があったのは「場数を踏む」です。

場数を踏もうと思って行動してきたわけではありませんが、色々なシチュエーションでの発作を経験してきたことが、発作の緩和につながりました。

この記事で言いたいのは、「経験に勝るものはない」ということです。

もちろん色々な場面で発作を起こすのはしんどいし、できれば避けたいことだと思います。

ただ、不安障害歴10年以上の私から言えるのは、発作が起きても何とかなる。

発作で嫌になることはあるけど、発作一つで人生終わることはありません。

今不安障害に悩んでいる社会人の方は、ぜひ参考にしてください!


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