「誰と組むか」も整えていく
野球はチームワークのスポーツで、仲間とともに成長していく。そのため、いつも誰と一緒にいるかということも非常に大切な環境の整え方である。
このことを書こうと思ったのも、たまたま今日、非常に否定的、懐疑的な方と仕事上でお会いし、普段ポジティブでいることに注意を払っている私でさえ、かなりエネルギーを削がれたからに他ならない。
それほど、人に対しての疑いや否定的な言動、態度、しぐさという、いわゆる負のエネルギーというのは、人に悪影響を与えるということを改めて思い知らされた。
世界一の投資家でも知られる、私の大好きなウォーレン・バフェット氏も、
誰と組めば上手くいくかということにおいて、こんなことを言っている。
さらに彼は、
「尊敬できる企業に入り、尊敬できる人々がいる職場で働くべきだと私は考えています。自分が学ぶべきものを持っている人が周囲にいて、かつその職場になじむことができれば、よい結果はおのずとついてくるでしょう」
とも語っている。こちらは職場環境についてのことだが、これは野球のチームにもあてはまることだと思う。
自分を引き上げてくれる人といることで、おのずと自分も向上できる。これはなにも技術的なことだけでなく、精神的な面でもタフな人というのは、どの組織にもいるものだ。彼らから学ぶべきことはたくさんあり、彼らの力を借りながら、時に自らが彼らのプラスのエネルギーに火をくべられる人になれば、おのずと周囲も動かすことができるだろう。
そのためには、マイナスのエネルギーを発する人からは、反面教師にすることもできるが、厳しいようだが、思い切って彼らと距離をとり、その環境から脱するという戦略も必要となる。
私は、普段から人のエネルギーを奪うのではなく、元気や勇気を与えていきたいと思っている。
今日の話に戻るが、自分のエネルギーがおかしいと気付いた私は、その後、その方とは距離を置き、違う方へアプローチする際に、気持ちを切り替え、いつもどおりエネルギーを与える方にフォーカスした。
その結果、不思議なもので新しく契約をいただくこととなった。
最後はちょっとスピリチュアル的な話になったが、人間は強い自分、周囲に流されない自分になる、と決心していても、多かれ少なかれ自分を取り巻く環境に影響を受けてしまうものだ。ならば、その環境を整えていく、ということがいかに大切かということに改めて気付かされた。
人間は普段から、見るもの・聞くもの・触れるものに似ていく習性がある
だからこそ、部屋をきれいにしていく意味があるし、どんな人と付き合っていくかということも、自分の環境を整える意味において大切になってくる。
あなたは自分の目標に沿った環境を整えられていますでしょうか。