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使う言葉を変えてみる
言葉には2種類ある。
人に勇気を与える言葉と、人から勇気を奪う言葉である。
私も思えば、打ちひしがれて、もう立ち直ることが難しいのではないかと思う出来事がこれまでの人生の中にもいくつかあった。おそらくみなさんの中にも、私なんかよりも、もっと辛い状況を経験し、そこから今に至っているという人もたくさんいるかと思う。
私がその度に、立ち上がってこれたのは、決して私が強いわけではなく、「言葉の力」によって励まされたからである。それほど、言葉には力があると、身をもって体感している。
聖書にも、
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」
というフレーズがあり、日本人には、「言霊(ことだま)」という言葉もある。まさに、言葉には魂が宿るということだが、そこから、映画や小説などを見ていて、いいと思えるフレーズや偉人の格言というものにも、興味を持つようになった。
そこで、冒頭に戻るが、言葉には2種類ある。できるなら、勇気を与える言葉を使っていきたいと思うので、言葉の言い換えをご紹介できればと思う。
しか⇒なら、には
・私は、1000円”しか”持っていない
⇒私は、1000円”なら”持っている
・私たちは、準々決勝まで”しか”出られなかった
⇒私たちは、準々決勝”には”出られた
何か気持ちの変化は感じられただろうか。
できない⇒しない、しようとしない
・緊張して、上手くプレーができない
・うるさくて集中できない
など、私たちは普段、あまり考えずに「できない」という言葉を頻繁に使っている。
「できない」という言葉を改めて書いたり聞いたりするとどんな、気持ちがするだろうか。
ここで、「できない」を「しない」もしくは「しようとしない」に置き換えてみる。そうすると、どんな気持ちがわいてくるだろうか。
何か気持ちの変化が生まれれば、あなたは言葉の力を味方につけたことになる。
「神は細部に宿る」と言われている。今日から、言葉の繊細な部分を上手く活用できるように、いい言葉を集めて、自分でも使っていけるようにしていこう。