『おもちゃとメイドの店 気絶』で働きたいあなたへ
『気絶』の舎長かすやかずのりです
こちらのnoteでは、長野県松本市うら町に店舗を構える『おもちゃとメイドの店 気絶』でメイドとして働いてみたいという方に向けての募集要項&メッセージをお伝えしていきます
応募については原則的にこちらのnoteに記載の手順でのみ受け付けします
まずは大前提としてお話しておきたいのですが『気絶』はコンカフェではありません。メイド喫茶でもガールズバーでもありません。じゃあなんなのかと聞かれたら一応『オルタナティブメイドカフェ』だと言い張っていますが、別にその呼ばれ方にも強いこだわりがあるわけではありません
気絶についてはこちらのnoteも参照してください→ 気絶とはなんなのか
気絶が目指しているのは、漫画・アニメ・ビデオゲーム・ボードゲーム・アイドル・お笑い・演劇・プラモ・バンド…などのサブカル話・オタク話でわいわい楽しめる空間。だからこそ気絶で働くメイドに求めているのは『メイドの格好をした若い女の子』ではなく、いろいろな趣味を持っているお客さんの話を興味深く聞ける性質の人材です。見た目とか年齢とか性別とかは本当にどうでもいいし、かわいい女の子アピはどっちかというとしないでほしいと思っています
そういうクセが強めのスタンスなので、気絶未体験の方が安易に応募されるのは不幸なアンマッチを招く恐れがあります。『おもちゃとメイドの店 気絶』は2024年5月現在、営業日が不定なのですぐに来てもらうのは難しいと思いますができれば一度お越しいただくことをおすすめしてます
応募していただく上で必要な資格は特にありません。18歳以上であれば年齢はまったく不問です。50代、60代の方にも応募いただきたいと考えています。若さや外見的な可愛さをウリにするのではなく、自分が培ってきた経験や知識を生かした接客をしていただきたいです
髪色・ネイル・ピアス・タトゥー、自由です
年齢・性別、問いません
求めているのは、
あなたになぜ気絶が必要なのか
気絶になぜあなたが必要なのか
という説得力だけです
その説得力を自己PR文に込めていただき『おもちゃとメイドの店 気絶』のTwitterもしくはInstagramの DMにてお送りください
Twitter → https://x.com/mtmt_kizetsu
Instagram→ https://www.instagram.com/mtmt_kizetsu
なおDMは気絶の全メイドが自由に閲覧できるようになっていることをあらかじめご了承ください
条件については以下の通りです
▶︎時給1100円(日払い)
▶︎松本駅より徒歩20分弱(大手4丁目)
営業時間のラストまで働いてくださった方には近くの発着所から松本駅までのタクシーを手配します
お客さんからドリンク・フードをご馳走いただいたり、チェキの注文があった時にはバックがありますが、お客さんにおねだりはしないでねというスタンスなのですごく稼げるわけではありません
またこれは気絶の特徴的な点のひとつだと思いますが、接客にあたり、守っていただくマニュアルやルールはほとんどありません。自分が正しいと思った方法でお客さんに接してください
もちろん、マニュアルがないからと言っても何をしてもいいというわけではありません。むしろルールがない分、いちいち言語化できない「マナー」には相当厳しいです
そんなに小言を言うんだったらマニュアル作ってくださいよ、と言われたこともありますが、気絶が一番したくないのは「画一的な接客」なので、考え方が根幹から変わることでもない限り接客マニュアルについては未来永劫作らないです。その場その場で最適と思える動きを選択・実行していってください
気絶のメイドには常に意識してほしい2つの行動指針があります
I.お客さんをむやみに退屈させない
II.自分が主役になろうとしない
順番に説明します
I.お客さんをむやみに退屈させない
お客さんにいかに気絶での時間を楽しんでもらうか、それが気絶メイドに最優先で取り組んでいただきたいテーマです
来店されているお客さんやメイドの人数によっては、どうしてもお客さんを放置してしまうタイミングが生まれることはあります。でもそれを「仕方ないこと」で終わらせずに、その時間をどうしたら短くできるか、ひとりのメイドで複数のお客さんを同時に楽しませる方法はないか、という試行錯誤を続けてほしいのです。結果として上手くいかないこともあると思います。でもそこで思考停止せずお客さんに喜んでいただけるためのアイデアを出し続けてください
II.自分が主役になろうとしない
自分に注目を集めたいとか、多くのお客さんの推しになりたい、とか、そういうスタンスを前面にだした接客は避けてください
いや、なんならそういう野望を胸に秘めててもいいんですが、手段と目的を間違えないで欲しいのです。「わたしはこういう人間です」「わたしはこういう物が好きです」「わたしはこういう人になりたいです」っていうアピールは人間関係の中で少しずつ伝わっていくことであり、それを言葉に出したアピールはかっこ悪いと思います。攻めの接客はいりません。当たり前のことを、丁寧に取り組んでください
結果として自分を推してくれるお客さんが現れるかもしれません。でも「この人は自分のお客さん」みたいに考えるのはやめてほしい。気絶に来てくださったお客さんは気絶のお客さんです。自分だけを見ていて欲しいなら、自分でお店を始めることをお薦めします
この辺りのスタンスはメイドのお店としてはかなり独特だと思うので、あらかじめ納得した上でご応募いただきたいです
気絶でお客さんに提供したいのは「美味しいお酒」でも「こだわった料理」でもありません。「居心地」です 最高の「居心地」を提供するためにある程度のお酒や料理は用意していますが、それは気絶のウリではないのです。気絶は狭小店です。資金的な体力もありません。あらゆる面で一流を目指すことは不可能です。だからステータスを居心地に全振りしています。提供に時間のかかる凝った料理は提供しません。置き場に限界があるのでお酒の種類も絞り込んでいます
気絶で働くならそのことは忘れないでほしいです
ここまで読んで、それでもまだウチで働いてみたいと思っていただけるなら、多分あなたには気絶でのお仕事を楽しんでいただけると思います。ぜひご応募いただければ幸いです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?