Amazon Connect入れて、ビジネスフォンをやめました。その2
今回は、その2となります。
早速、設定と行きたい所ですが、利用して約1年となりますが、最初に色々と調べた際の情報や、ハンズオンセミナー等に出た際に気づいた事を最初に書いていきたいと思います。
理由としましては、触る前に知っていたら理解が更に深まったのになと感じたからです。
・コンセプト:(私的な推測)
個人的な推測ではありますが、非常に上手く出来ているなと感じる部分があります。
電話してきた相手が設定漏れ等により、どこにもつながらずに迷子にあるという事を防いでいると思われます。
テスト構築した際に起きたことですが、意図していない場所で英語のアナウンスが流れてとても驚いた事がありました。
これは、設定がされていないフローに着信が流れた為、初期設定のフローに流れて発生していました。この初期設定、「デフォルトフロー」がしっかりと作られています。
これは、基本的に電話がフロー上で「迷子にならない」というコンセプトがあると考えるとしっくりきました。
その為、デフォルトと違うフローにしたい場合は、明示的に設定する必要があります。
これが最初分からずに、意図した動きに持っていく方法がさっぱり分からず、理解するまでに時間を要しました。
・ハンズオンセミナー
参加をオススメします。Amazon Connectを最初に触る方は、AWSが主催しているハンズオンセミナーに参加される事をおすすめします。
参加されると基本的な設定が分かり勉強になります。
・構築を依頼すると…の話
Amazon Connectを紹介するセミナーに何回か参加しました。
登壇されている方は、皆さん口をそろえて「簡単、安い、早い」と言われていました。
確かにそうかもしれません。
しかしながら、質疑応答の際に実際の納期感や費用感の質問が出ると明確な事は言われませんでした。まぁ、答えづらい質問だとは思いますので致し方ありませんが…。
という事で、何社か「CTIをAmazon Connectで構築出来ます」という会社さんに聞いてみました。
実装規模にもよるかと思いますが、一つの目安として見てください。
◇1人月:50万位~、納期:1~3か月程度
・Amazon Polly
ちょっとここで、Amazon Pollyについてです。
Amazon Connectでのフロー中に流すアナウンスは、流したい文章を入れるだけで該当するフローに来た際にAmazon Pollyが読み上げます。とても簡単にアナウンスが作れます。
音声品質としてはGoogleの音声が上だと感じていますが、一昔前の留守電案内を外部に発注して音声データの作成や、社内の方に録音を吹き込んでもらう等の手間が省け、容易に作り直しが可能となります。
しかしながら、そのまま読み上げるとイントネーションがおかしい時があるので気になる所をSSMLタグを利用して調整します。
実際に文章を作成する際には、Amazon Pollyの画面にて文章の整形を行います。
調整したSSMLタグを含むアナウンス文章は、別途テキスト等に保存しておけば、再利用する際に便利です。
※SSMLタグ
今回はここまで、次回もよろしくお願いします。
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