2020.10.28 VAZ社の節目を迎えて
(写真は、ネパール ヒマラヤ山脈 2007年。いまの心境はこんな色)
ベンチャー4社目の挑戦として、2018年1月に入社し、取締役CFOを務めさせて頂いているVAZ社にて、本日、経営権交代のプレスリリースを出させていただきました。
https://vaz.co.jp/articles/1508/
※リンク先が表示されないため、プレスリリース画像を貼りました↓
大きな区切りのタイミングとなりましたので感じたことを残しておきたいと思います。
入社してから3年弱の期間ではありますが、今までのキャリアでは直面したことのない自分の枠を大きく超える多様な出来事が頻繁に発生し、そんな出来事が発生する度に心が揺れ動いてしまい自分の非力さを痛感する日々でした。
しかしながら、物事は本質に収斂していくというのを痛感しており、目の前で起きていることは、自身の環境の選択しかり、全ては自身の力量不足から直面していることは明白で、とにかく気持ちを切らさず粘り強く、他責にして気持ちが切れたらそこで終わり、ということを常に肝に念じておりました。
(とはいえ、1人では耐えるのは難しく、最も心身に負荷を感じていた2018年8月に生まれた娘の帆夏の成長や家族の存在は日々感動をくれて大きな支えとなりました。あと、2017年から継続して受けているコーチングの効果も大きかったです。あとは、やはりサウナ水風呂。この辺りのストレスマネジメント、コンディション調整については、掘り下げて書いてみたいです。)
この約3年間で、自身の鍛錬となる多様な局面の経験をさせていただき、いわゆる経営に最も必要とされる"人"としての強さという面においては、3年という時間の経過以上に、確実に成長することができました。
(他者比較ではなくあくまで過去の自身との比較で)
わずか5年という期間のなか、業界第2位のYouTuber事務所として、世間をお騒がせするといった意味でも、確実に一時代を築いたVAZ社において、今回の経営権交代は、1つの大きな節目となりました。
創業者の森社長と小林さんをはじめ、一緒に苦難を共にした役員、顧問の小松さん、現在過去の社員/業務委託の方々の貢献に感謝ですし、ご心配をかけてばかりの株主の皆様方からは常に叱咤激励を頂きながら、なんとか節目を迎えられ、VAZ社の未来が無事引き続き描けることになり、とても感謝しております。
今後は、旧経営体制から続投させていただく唯一の役員として、引き続き取締役CFOを任命いただきましたので、ここまでの悔しさと苦しい経験を糧にしながら、経験豊富な新役員の方々と共に、企業再生のスタートとなる100日プラン/PMIの実行を進め、新生VAZ社の礎を築ける様、推進していきたいと存じます。
引き続き、VAZ社、服部数馬をどうぞよろしくお願い致します。