私、〇〇〇〇だから〜で逃げんなよ。って話。
MBTI診断が、最近流行ってました。
流行の3歩後ろを歩いてる人間なんで、最近伝わってきた話です。
MBTIってのは、アメリカで生まれた性格診断テストのようで、それによって長所とか短所とかを大きく16種類の中からわかるそう。
このほかにも、ADHD、ASDとか、自分の心に関係するブラックボックスだったところが、どんどん概念化されていってます。
みんなで「Aってこういうものだよね」ってのが決まってきたので、共通認識として、浸透してきたみたい。
同時に、こういうことを言い始める人も出てきました。
「私、〇〇だからできない」
この〇〇に性格診断テストの結果とか、ADHD、ASDとかを入れてる人です。それを理由に辞退したり、行動しなかったり。
何かと自分の行動の理由にしてきます。
と言っても、私は「絶対にそんなこと言うな!」っていう話を言いにきたわけじゃありません。実際、私の弟がADHD診断を病院から受けており、意外と身近な問題&本人も大変なんだなぁと感じます。
今回言いたいことは、
「性格診断テスト、ADHDなどの特性は、特性でしかない」
です。
と言うのも、「言い訳に使う」とさっき話しましたが、ちゃんとそれは短所です。ですが、短所であることは、同時に長所でもあります。
昔から言われていることですが、短所の反対は長所です。
例えば、ADHDで言うと、注意散漫などのデメリットがありますが、逆に集中力はズバぬけてます。
弟も何かに集中し出したら、止まらないタイプで、前に絵に1時間集中しこんで、5時間かけたんじゃね?って作品を作ってました。
それに、「注意散漫」も言い換えれば「いろんなことに興味を持てる」 「切り替えが早い」
先ほど、「注意散漫などのデメリットがありますが」と書きましたが、言い換えることができるので、ただの特徴でしかありません。
その人の、大切な特徴です。
今日も弟が可愛いです。
INFPだから〜ENFPだから〜と言うのは、自分の精神面的な特徴をつかって、思考停止してるだけ。
だからどうすんねんってところが一番大切です。
MBTI診断とかは、「自分の取り扱い説明書」が簡単に見つけれるようになっただけ。逃げるためのツールではありません。
なので、これが苦手というのであれば、それから全力で逃げるのではなく、それを理解した上で自分に似合った対策を作りましょう。
そのための取り扱い説明書です。
全部から逃げるのは、まぁ、生きていると無理ですよね。
自分の得意じゃないことも、苦手なこともやらなければいけない場面あります。自分が思うような結果、行動にならないこともあります。
そんな時に、自分の長所を使って、自分の短所を薄くする方法を編み出すこと。
もしくは、自分に頼らずに、自分以外のシステムを使うこと。
いろんな工夫で、性格的なデメリットは打ち消せます。
テストをしてみたら、自分の弱いところがわかった!っていうのが、テストの正しい使い方です
そこらへんは、学校とか入試とかテストとかで、散々やってきたはず。
その力を使って、弱いところを少なくし、強いところを伸ばす。
もしくは、弱いところを弱い!と宣言して、強いところを伸ばして助けてる。助けてもらう。
MBTIとかは、自分の全体像がはっきり見える装置ってだけなので、そこから思考停止はNG。
自分の弱いところと、強いところ。
しっかりと知って、しっかりと磨きましょう。
そもそも、人間全員16タイプに分けれるわけないですしおすし。
使い方間違えないようにね。
終わり。
あとがき(読まなくてもいいやつ)
読んでくださりありがとうございます。
簡単に言語化できるようになったのはいいけど、それによるデメリットも、ちゃんとあるよなぁ〜
簡単にできるってのは、脳の省エネだけど、脳の無成長。
そこらへんの塩梅難しいです。
我ながらいいなっていう記事⇩
おかげさまで、伸びてる記事⇩
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私なんかいいから、こっち。
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