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考えを文章に起こすと、悩みが解けて、アイデアが生まれる。

今日は「考えを文章に起こしてみる」というテーマで書いていきたいと思います。


思考は平面じゃないよね。

「アイデアのつくりかた」とか読んでたら思うんですが、どうやら思考って2次元ではないみたいです。

考えって、文章みたいな感じで考えられている以上、横に動くために必要な一次元はあって。そんでもって、いろんな方向に考えがのばせるので2次元はある。

で、アイデアのつくりかたとか、思考の整理学とか読んでると、アイデアとか自論を作る時には、「寝かせる」っていう行動が必要みたい。

これは経験したことがあると思いますが、アイデアって、ふとした瞬間に訪れたりする。

で、その元ネタだろうなぁ…みたいな知識というか情報というか経験は、だいたい検討つくと思うんですが、それを忘れてる時にアイデアが出てくる。

この「忘れてる」「放置してる」という状態が「寝かせている」に当たる。


でも、わたしの中のイメージだと、忘れるというか、沈む、後ろに移動するってイメージなんです。

アイデアが起こる時は、ぐぁっっ!!って表層の思考(意識下)に急浮上してくるだけで、それまでの寝かされている時間は、深層の思考(無意識下)にいると思うんです。

で、それは、意識的には考えていない。

無意識下ではちゃんと、整理、共通点の発見、統合とかが進んでいると思いますが、それは「意識的に考えている」ではない。

無意識くんによる、機械的な処理と発見です。

寝かせている、というのは、捨てた or 深いところ(無意識)で考えているってことでなんじゃないでしょうか。



これが、思考が三次元ではないんじゃね?って思ってる理由です。

二次元だと、「考えていること」「考えていないこと」の二つなんですが、そうじゃなくて、「無意識が考えていること」「"が考えていないこと」がある。

こうなると、2次元では表せない。

もう何個でも別の次元があると考えた方がいい気がします。

もしくは、2次元が2つ以上ある。

どっちにしろ、その時は一つのことを順番通りならべて考えているわけではない気がします。

つまり、思考は2次元ではない。平坦ではない。


思考を文章にするってのは、2次元にぶち込む事。

そんでもってnoteとか本とかの話です。

文章って、そういう思考を無理やり2次元にぶち込んでるんですね。

文章は同時に存在するってのができないので、どうしても順序をつけざるを得ない。なので、ちゃんと順番がつけられる。

そうすると何が起こるかというと、思考がバラバラになるんです。

これまでは、つながりすぎて、切れ目がないような考えでも、それを文章に起こすとどうしても順序ができて固まりが生まれるので、バラバラになる。

白紙にかけば、重なって見えてなかったことも、はっきりと白日のもとに晒される。

思考がバラバラになれば、分けやすくなり、移動させやすくなります


順序が生まれる

で、文章にして順番づけるとどうなるかというと、単純に理解しやすくなるんですね。

これまでは自分では終わりも見えんような次元にいた思考が、現実に存在しすぎている「2次元」「文章」の形になって、手の上に現れる。

文章を書いているうちに当然、固まりが生まれて、順番ができる。

すると、自由だった思考に、筋が生まれ、順序が生まれ、わかりやすくなります。


持ってきてつなげる

で、固まりが生まれるということは、それが動かせるようになるんですね。

ABCという順序で固定されていたものが、AとBとCになる。

そして、A→B→Cという順番という概念も生まれちゃう。

こうなると、理解しやすいし、ACBとかBCAとかCABとかの順番に並び替えることもできるし、Aと別の文章から持ってきたXと繋げることもできる。

こうして出来上がったAXが意外といい案になったりします。

これは「自分で作れるアイデア」です。

思考を切り取って、持ってきて、くっつける。
文章に書けば、編集ができるようになります。


アイデアを無意識に任せない

アイデアのつくりかた(リンクは要約)とかを読んでくれた方はわかると思うんですが、アイデアって作るのクッソむずいんですね。

というか自分が手を出せるのが、情報集めと実現くらいしかない。

ほとんど深層の思考頼りです。

でも、こうして文章にして、組み合わせて、新しいアイデアを自分で作るってのは、「総当たり戦式」のアイデア作りです。

もしくは「寝かせる時間を0にしている」とも言えます。

運と無意識に任せないアイデアの作り方ですね。


文章書いているときのあれって….

note書いている人ならわかると思うんですけど、文章に書いているうちに「なんだそんなことか」と理解できたり、「これってつまり、こういうこと!?」と新しい観点が生まれる現象あるじゃないですか。

これって、「理解しやすい」「繋げやすい」によるものなんじゃないでしょうか。




つまり、考えが行き詰まったり、ウヨウヨしてたら、とりあえず紙に書いてみることをお勧めします。

書いていると、途方もない量に思えたタスクがしっかり把握できたり。

しなければいけないことがはっきりと見えたり。

いいたいことを整理したりできます。

TODOタスクだけでもやってみてください。
できれば0秒思考をしてみてください。1分だけ。

最近実践してるし、ハマってるし、効果が目に見えています。


てなわけで結論。

書くって最高。




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風山文(かぜやまふみ)
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