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ハイチュウも、凶器になるなら、なんでも工夫次第。

ハイチュウあるじゃん。

そう、いつものあいつね。


https://www.morinaga.co.jp/hi-chew/より引用

酸っぱくて甘い、子供でも大人でも大好きなコレ。

多分、日本人普及率(一度でも食べたことある人の割合)95%を超えてる。

#しらんけど

噛めば噛むほどに、広がる甘みと面積。

あのグニグニした食感も、ハイチュウオンリー。あの食感いいよねぇ。ハイチュウって感じがする。

もう味から形から色から食感まで全部「ハイチュウだけ」の塊なあいつです。

もう、名前からいいよね。
言いたくなる。打ちたくなる。
カタカナの「ハイチュウ」


さて、そんなハイチュウですが。

ある日、暑い日がございました。

そしたら、ハイチュウさん。
どうなってしまうでしょう。

そうですね。

一気にやる気を失います。


「夏バテぐったり選手権」とかあれば、チャンピオンになるんじゃないかってぐらいに、夏バテします。

これをみた小さい時の私は、

「(お前…いつもの元気はどうしたッッ!)」

と衝撃を受けたものです。

さらに極限状態になれば、グッチョグチョのグロいお姿になられてしまい、夏バテどころか、融解してしまってます。

元気なんて見当たりません。

ここは誰しも通る道だと思います。

それを防ぐためには、冷蔵庫に入れておけば万事OK。


そして、ハイチュウをゲットしたある日。

その日も暑かったもんで冷" 凍 "庫に入れます。

そして、次の日。

おやつだおやつだ〜!って冷凍庫をガバッと開けて、ハイチュウを取り出します。

うん。ぐちょぐちょにはなってない。

包み紙を開き、触ってみます。

ちょっと冷たいけど、やっぱり、ぐちょぐちょではありません。

よし!食べるぞ!

口を開け、ハイチュウを放り込み。

噛みます。

口の中(ガギャ)


ガキャという食べ物では、なってはいけない音。

一瞬のフリーズ。

そして、次の思ったこと。

歯ぁ、欠けてねぇか?

それほどに、もうえっぐい音が鳴りました。

この音は、あずきバーにだけ許された音のはず。

それなのになぜッ!なぜオマエがッ!ハイチュウ!


大慌ても大慌てで、口から吐き出し、確認してみます。

ハイチュウでは、食感・味・色を生み出すために、色が2段階構造になってます。色ついてるところと、ついてないとこ。

そのついていない白い部分が、バッキバキに凍っていたのです!

しかも、色ついてるところは、凍りにくいようなので、噛み始めでは「冷たいなぁ」しか感じない極悪仕様!

そしてどんどん外側が溶けていくと、歯にくっ付いて、噛むたびに「甘さ」と一緒に「硬さ(歯折れそう)」を味合わせる、おじいちゃん殺しに。




もう、狂気も凶器。

多分、対歯兵器として開発されたんでしょう。
※違います
#商品開発の誠意
#ハイチュウおいしい
#黙れクズが
#凍らせたんだれや



あのいつもは優しい、甘い、柔らかいハイチュウさんでさえ、凶器になり得る世界線。

工夫次第で、何にでも変えられるということを(物理的にも)痛感した、今日この頃でしたとさ。

みなさん、頭は溶けたハイチュウのように柔らかく、アイデアと工夫で逆境も乗り越えていきましょう。

そしたら、ハイチュウが凶器になるくらい、なにかに変身させられます。

一度、凍らせたハイチュウで体感すると、マジで身にしみると思います。


マジでハイチュウ許さん。




あっ…冷蔵庫から出したまんまだ….

まだ残ってるし….

冷たくないし….

….

パクっ。



うん。



マジでハイチュウ大好き。


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風山文(かぜやまふみ)@文章中毒
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