性的マイノリティとは
週刊金曜日に連載記事を書いた「さまざまなわたし〜性的指向と性自認のリアル」を昨年4月に終えて1年になる。連載を始めた一昨年からの2年間でも性的マイノリティを扱うメディアが増え、ドラマでも普通の存在として描かれるようになっている。もちろん制度的な対応はまだまだだし、制度だけではない社会の受容度もようやく端緒についたばかりかも知れない。だからこそ受け入れやすいドラマや映画で、もっともっと普通のこととして描いていく必要があるだろう。本連載も、微力ながらその一端を担うつもりで書いた。