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7月のクリエイターズジャム「グラフィックレコーディング講座」開催レポート
「クリエイターズジャム」とは、クリエイターが多く集まる風笑堂と八戸のデザイン事務所asobisが開催する、クリエイターによる、クリエイターのための、月替わりイベントシリーズです。
さまざまなスキル、さまざまな職域のクリエイターのつながりづくりや学び場を目的としています。
7月は、一般社団法人シビックテックラボさんによるグラフィックレコーディング講座を開催しました。
グラフィックレコーディング(通称グラレコ)とは、会議の議事録や講演、ワークショップなどの内容をリアルタイムでグラフィック化していくもの。
話し合いの内容が一枚の絵として残るので、進行中は参加者全員の認識を統一することができたり、流れが理解できたり。さらに終了後は振り返りやその後の報告書にも使えるというメリットがあります。
文字だけの議事録に比べ何倍も理解度があがります。
講師はシビックテックラボの市川博之さん。
自治体を中心に、DXの促進や導入などで全国を回られています。
市川さんの講義は通常、グラレコがセットになっているそうです。
耳慣れない、なんだかむずかしそうなDXというテーマも、図解つきで説明してもらえると理解がグッと加速するのを感じます。
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なぜクリエイターズジャムでグラレコ講座を開催したかというと、グラレコはもちろん絵の描き方のコツはありますが、会話の流れや要点をまとめながら構造化してビジュアライズするという作業が、クリエイターにも役立つスキルであるためです。
例えばクライアントとの会議でも、メモに手書きのイラストなどを加えながら話を進め、最後はそのイラスト入りのメモ書きを議事録として共有する、というのもとてもオススメなのです。
多様な職種や世代の人が集まるまちづくり系ワークショップでもグラレコは大活躍。実際、市民グラフィックレコーダーが地域で活躍している自治体もあるそうです。
というわけで今回のクリエイターズジャムは、クリエイターだけではなく、まちづくりなどに関わる方にもご参加いただきました。
まずはペンの使い方、文字の書き方から。
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人物の表情や動きを描いてみる。
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要点のまとめ方や構造化を学びながら物語を4コマで表現。
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グラレコは、絵の上手下手はさほど問題ではないと、市川さんはおっしゃいます。
内容をどう捉え、取捨選択し、構造化して、まとめるか。
また見た目にも分かりやすく、配色や配置を工夫することも大切です。
今日の学びを、ご自身の組織などでご活用いただけるとうれしいです。
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さいごに、本日のグラレコ。
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