「風と香と」について①
私は調香師をしています。
それもちょっと変わった調香です。
今思えばですが、幼い時から霊的な体験をしていました。
そしてなかなか大変な思いもしてきました(笑)
一番大変だったのは30歳あたりの時です。
子供が産まれてすぐの時、当時の旦那の浮気が発覚し、許したものの、上辺だけの付き合いとなり、元旦那への猜疑心が拭えず、精神的にとても苦しかったのを覚えています。
そんな中信頼できるスピリチュアルマスターと運命的に出会い、スピリチュアルの道へと進んでいくのでした。
その間にもたくさん不思議な体験をしてきました。
それはまた今度お話ししようかと思います。
◯
「風と香と」をどのような経緯で立ち上げたのか、そしてそれまでの道のりはどうだったのかをお話ししたいと思います。
先ほどの辛い体験中に、死んでしまうのでは?という体験をしました。
東日本大震災があった3ヶ月後のことです。
朝目が覚めると全身に力が入らず、あちこちに痛みがあるのです。酷い筋肉痛が全身にあるような感じです。
「あれ?起き上がれな!?」と思いながらも、子供を保育園に連れて行かないといけないので頑張って起きて準備をして、登園させました。
その日一日中痛かったのですが、「明日には治るだろう」と思っていたのです。
そして翌朝、前日よりもっと酷くなっていたのです。
起きるのもやっと、起きても立ち上がれないので、元旦那に登園の準備をしてもらって子供を保育園に連れて行ってもらいました。
あまりに痛いので、帰ってきた元旦那に大きな病院に連れて行ってもらいました。病院についても歩けないので、車椅子です。
そして色々と検査をしてもらいましたが、結局原因はわからず、ただ炎症反応の数値が高かったのでその薬だけもらってその日は帰りました。
帰って泣きました。
「ああ、小さい子供を残して私は死ぬんだ。。」と本気で思ったのです。
「でもまだ死にたくない!たくさんの人に迷惑をかけてきた人生だったから、これからは人の役に立てるようなことをするので、どうかまだ死なせないで!」と心の底から祈ったのです。
そして、それから一週間後くらいから段々と良くなってきました。
すっかり元気に歩けるようになり、「私はまだ生きていいんだ。そして生かされたんだ。約束した通り人様のためになるようなことをしよう」と改めて心に誓いました。
でも、一体何をしたらいいのだろう?
答えは出ないまままた一週間くらいが過ぎたある日のこと、近所を歩いていた時に、急に『アロマテラピー』という言葉が頭に浮かんだのです。
「アロマ?昔から好きだし、良い香りだし、アロマかぁ。」
と、精油を扱っている自分を想像したら急に目の前がパーーーーっと明るくなったのです。
その瞬間、アロマテラピーの仕事をしよう!と決断したのです。
それからは本当に早かったです。
すぐにアロマテラピーのスクールに通い、資格を取りました。
資格取得後は近くに精油を取り扱っているトリートメントサロンが奇跡的にあり、アルバイト募集もしていたのですぐにエントリーし採用されました。
「アロマテラピーを仕事にする!」と決めてから、とんとんとーんとここまできました。
しかしながら、1年働いたあと、私は離婚を決意し、そのサロンは辞めて、地元に帰ってくるのでした。
実家に帰ってからのお話はまた今度 ✎𓈒𓂂𓏸
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