広くて青い空に向かって。
毎日、坦々と身体を動かす。
できるだけ、頭の中を空っぽにして。
それをただ、ただ、繰り返す。
ほんのわずかな幸福感が
じわじわと湧いてきている、気がする。
もしかしたら、気のせいかもしれないくらい
微々たる兆し。
ただ生きていることへの感謝。
この地球上に存在して、
感じることができる心と身体を持つ、
ことの喜び。
こうして書いてみると、
そこまでの大きなものでなはく、
ごく小さな、おぼろげな、
消え入るくらいの灯。
だけど、それがあるのと無いのでは、
大きく違う。
それが、不満、嘆き、苦しみを
とかしてくれる。
じわじわ、じれったいくらいに、ゆっくりと。
ありがとうと、伝えてみる。
広くて青い空に向かって。