次女、はじめてのアルバイトで得た成長体験とは?
この夏、高校1年生の次女は夏休みのあいだにアルバイトを経験した。
ドラッグストアでの荷出しや掃除がおもな仕事。
最終日を迎え、最後までやりきった充実感と安堵感でいっぱいだった。
アルバイト代は銀行口座に振り込まれるとのこと。
次女は自分の口座をもっており、通帳を大事に保管していた。
ちなみにカードは作っていない。
振り込まれたらどうなるの?
口座に振り込まれたら通帳に金額が記録されるから、それ確認したらいいよ。
それから数日たち、次女は私に「まだお金入ってないよ~」っていうのを数日繰り返した。
私は「そっかー、まだかー、待ち遠しいねー」、なんて言っていた。
ある時、次女に用事があり、部屋に入ってみると、次女は自分の通帳を眺めていた。
「ほら、まだお金入ってないよー」
???
それ、入ってないって言うけど、記帳してないよね?
次女は??
??キ・チョ・ウ??
次女は通帳の記帳を知らなかった・・・。
お金が振り込まれたら、通帳に自動的に印字されるものだと思いこんでいたのだ。
シンプルにびっくりした。と同時に大爆笑!!!
通帳はただの紙なのに、高性能スクリーンみたいなものだと考えていたようだ。
「口座に振り込まれたら通帳に金額が記録されるから、それ確認したらいい」
次女はその言葉通り、この数日間通帳を眺め続けていた。
あまりの幼稚さと、健気さにものすごく愛おしい気持ちになった。
私は次女にこう告げた、
「通帳はそこまで進化してないよ。」
(後日談)
衝撃の事実発覚後、早速銀行で通帳の記帳をしてみると、7日ほど前に入金されていた。
その「7日前」っていうのを聞いてまた爆笑してしまった。そんな前に・・・笑
笑っちゃってゴメンね。
愛おしく感じるとともに、次女はもう高校1年生だという現実が不安をあおってきた。
素直でたくましく育ってくれることを祈っている☆
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