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【どうして「風の谷」なのか】
わたしの屋号に、どうして「風の谷」をつけるのか。
これは23年前からのことなので、わたしにとっては息をするのと同じく、自分と一体化していることで。今までその理由を説明をしようと思いつくこともなかったのですが。
このたび説明書を入れておこう、という気持ちになりました。
というのも、先日、noteで出会った「風の歌のナウシカ」さんが、ご自分の名前について説明をされていたのを拝見したからです。
「おぉ、なるほど!お名前の由来の説明を見たら、確かにスッキリするね」
と、思った次第であります。
きっかけをくださった、風の歌のナウシカさん、ありがとうございます💐
それで屋号についての説明書を書くことにしました。
書いたら思った以上に長くなってしまったので、流し読みをしてくださると幸いです。
●始まりは2001年
わたしがウェブで発信を始めたのは、2001年4月のこと。
当時はホームページビルダーのソフトでタグなどを書き、借りたサーバーにデーターをアップロードする、という方法でサイトを作成していました。
その時に付けたウェブサイトの屋号が「風の吹くところ」。住んでいる場所を「風の谷」。として自己紹介に書いたのです。
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今では広島県在住と書くことに躊躇はありませんが、23年前は「自分が何県に住んでいるか」を明かすのは差し控えておきたい、という気持ちが強かったのです。
「風の谷」としたのは、ご想像どおり「風の谷のナウシカ」の大ファンだから。
実は、わたしはアニメージュ時代からのファン。
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ビデオはテープが伸びるくらい再生してます(笑)
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しかし、理由は「ナウシカ好き」だったから、だけではありません。
現在の家に夫と引っ越してきたのは1999年。
住み始めてしばらくしてから感じたのは
「この場所は、いつも風が吹いているなぁ」
ということでした。
それも「風が吹く」どころか「風が吹き下ろす」という現象がたびたび起こる地形でした。
住んでいる集落は、谷合いに流れる河川沿いにあります。
山からの吹き下ろしがくる時には「ゴン!」という音とともに「今、地震があった?震度1くらい?」と思うほどに家が揺れるのでした。
「ここってリアルに "風の谷" じゃん!」
そんな経緯で、ウェブサイトで発信する時には、「住んでいる場所は風の谷」「ハンドルネームは風」と自己紹介をするようになったのです。
2004年には発信の場を、ウェブサイトからブログ&SNSへと変えましたが、「風の谷」という名称と「風」のハンドルネームは、すっかりカラダの一部になっていました。
●「あなたには "風" がない」と言われた日
それからずっと「風」というキーワードを屋号にいれてウェブ発信していた、2012年のある日。
占星術とオーラソーマを組み合わせて鑑定をするサロンへ足を運んだ時のことです。
わたしの生年月日から打ち出されたホロスコープを見て
「あなたには風のエレメントにサインがひとつも無いですね」
と言われたのです。
エレメント?それはなんぞ?と、自分のホロスコープの区分に目をやると。
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確かに「風」の部分が空白ではありませんか。
風のエレメントは「情報力、拡散力、流通力」の意味も持っているということでした。
なんと?!わたしは今まで「ウェブ発信のチカラ」で活動を大きくしてきたのに、、その部分が空白って、どういうこと?どうして活動が広がっていったのだろう?
「風」のサインがゼロなのに、情報をつかって思いが現実化され続けていることに不思議を覚えました。
しかし、この時、はたと気づき鑑定士さんに伝えたのです。
「そういえば、わたし。2001年から、ウェブでは ''風'' のキーワードを使って活動しているんです」
「あぁ、なるほど!!直感で "風" のサインの働きの埋め合わせをしたのでしょうね、良かったですね!」
と、納得の鑑定士さん。
その時に、あらためて「風」のキーワードを大切にしようと思ったのでした。
●「風の谷Art工房」と「風の谷ハーブGarden」
わたしは2012年にアート活動を開始しましたが、当時は「パステル和(NAGOMI)アート」のインストラクターを取得して、パステルアートのワークショップを開催していました。
屋号は「風のGarden〜なごみアート〜」と名乗っていました。
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しかし、2013年に点描曼荼羅画に出会い、プラクティショナーを取得し、曼荼羅講座の方が主軸になってきました。
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しかも「切り絵」や「キャンドルへのドットペイント」「アクリル画」などの創作も次々と始めてしまい、「風のGarden〜なごみアート〜」の屋号がそぐわなくなってきたのです。
考えた末「風の谷Art工房」と改名しました。
これで、どんなアート創作をやったとしても、屋号を変更しなくても大丈夫!
そんなある時。
わたしは、突然に「畑」に出会うことになります。
詳しくは別に記述しますが、2019年5月に、夫婦で200坪の耕作放棄地を借りて開墾し、家庭菜園を始めることとなったのです。
今まで野菜を育てたこともない二人がこの時以来、畑にすっかりハマってしまいました。
夫は野菜づくりに大ハマり。わたしはハーブを育てることに大ハマりしてしまったのです。
ウェブでは、ハーブについての発信が増えてゆきました。
発信しているうちに、ハーブを求めて繋がってくださるご縁が増えてゆき、いつの間にか、ハーブ栽培が、わたしの活動になっていました。
活動には名称が必要です。
「風の谷Art工房」でハーブの発信をすると、情報がごちゃごちゃになってしまいます。
そこで、ハーブについては「風の谷ハーブGarden」の屋号で発信することになったのです。
●そして「風の谷ReLien(リリアン)」
2012年からずっと、アートのワークショップを開催していましたが、コロナ禍の間はワークショップ活動を自粛していました。
だので、2024年2月に参加したイベントでのワークショップ「英字新聞でエコバック作り」は、約4年ぶりの開催だったのです。
このワークショップを開催するにあたり、準備しなくてはならないことが発生しました。
「名刺」をつくることです。
参加してくださった人に
「わたしは〜という屋号で、〜という活動をしている、こういう者です。よろしくお願いします」
と、紹介するツールが必要ではありませんか!!
何しろ4年ぶりのワークショップ。
「初めまして」の参加者さんも来られるはず。
ここで書いてきたような説明をダラダラとするわけにもいかない。
そこで、一念発起。
名刺を作ると同時にウェブサイトも作ることにしました。
詳しくは
で流れを書いているのですが。
名刺やサイトを作るにあたり、「風の谷Art工房」と「風の谷ハーブGarden」の活動を一緒に説明できる屋号が必要になってきました。
そこで、1年前から用意していた「風の谷ReLien」を打ち出すこととなりました。
実は、1年前くらいから予感があったのです。
「わたしは再び、名刺を持って活動に戻る日がくる気がする。そうなった時、どんな活動をしたくなるんだろう」
自分の内側に聞き続けた結果、
「アートとハーブを通じて、人と人、人ともの、人とコトを繋げる活動」
これが、わたしの内側から出てきた答えでした。
ReLien(リリアン)はフランス語で「繋がる」「再結合」の意味があるそうです。
「Lien 」(繋がり)ではなく「ReLien」(再結合)の方を選んだのは、約4年の休止していた活動を再開する、という決意表明も込めています。
コロナ禍の間は活動を休止していた、といいつつも、描いた点描曼荼羅画を整体院に架け替え展示をしていただいたり、ハーブガーデン のオープンガーデンを開催してハーブ好きな皆さんをお招きしたり、ハーブコーディネーターをNGO施設とお繋ぎしてハーブ講座を開催していただいたりと、相変わらず魂のおもむくままに動いてはいました。
これからも、魂のままに動いてゆきますので、変化することはいなめませんが、今は「風の谷ReLien」で進むことといたします。
長い説明書となりましたが、最後までお読みいただいた方がおられましたら、ありがとうございます!
こうして、まとめることで、自身の棚卸しにもなりスッキリいたしました。
心から感謝いたします✨🙏✨
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風の谷ReLien
https://www.kazenotani-relien.com/