愛のことば
水、せせらぐように。
風、そよぐように。
愛は歌う
聞こえていてもいなくても
その輝きは不変と言わんばかりに
誰に知られずとも
柔らかに世界を包む
心の目で
その愛に触れた時
たましいは
目を細めてわたしに言う
ぼくのこと
忘れないで生きて
ぼくはいつだって
愛の中に溶けているから
愛のことばを
きみも覚えてね
いつでも話ができるように
⭐︎
降り続いた雨が集まる小川の流れの音の力強く、活氣に満ちた森。
木漏れ日の蘇る木道を歩く。
サラサラと風の行くは、愛の流れるリズム。
「しあわせですか しあわせですかあなた今〜🎶」
トントンタンタン。柔らかに木道を鳴らして歩くわたしの中に、古いヒットソングの美しい旋律がひとりでに舞う。
ああ。なんてこと。
この旋律が、風が、光が。
軽やかに交わり歌う流れの中に、ふわりと舞い上がる言葉たち。
消えてしまわないうちに、スマホのメモに掬い取る。
見上げれば、立ち上がる樹々の緑に切り取られたV字型の空の眩しい。
雲の広がり方がおもしろいなぁってカメラを向けたけれど。
初めの一枚には前から歩いてくる人が入ってしまったから、行き過ぎるの待ってもう一度。
スマホの小さな窓で空をながめたら、先程の雲はV字型の空の端っこにそのしっぽを残すだけ。
「そうか。今、雲の流れがとても早いんだ。」
雲は、見ている側からV字型の空の端っこへと、ぐんぐん吸い込まれていました。
写真は、それからもう少し待って見上げた空です。
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