その指先から
そよかぜが
光の弦を
撫でていく
その指先から
生まれる音よ
目覚めると、二階のリビングから、村治佳織さんのアルバム「ミュージック・ギフト・トゥ」が流れていました。
控えめな音量で、吹き抜けを通り。
遠くからささやかに聞こえる。
何とも心地のよい目覚めでした。
今も、息をするようにわたしの中に溶けていく。
＊
あんまりにも今日のわたしにフィットするので、そのまずっと流し続けています。
氣がつけば、今日は夏至。
星の巡りで言えば、もう半分の季節が終わったんだね。
＊
このアルバム、ジャケットの村治さんの表情もとてもやさしくて。
山あり谷あり、一筋に音楽を続けてきた村治さんの今が輝いています。
＊
写真は、この春に実家の庭で咲いたバタースコッチ。母の大好きなバラです。
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