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オレンジポマンダーを体験

イチョウの葉が黄色に色づき、ハラハラと舞い散る今日このごろ。風もどんどん冷たくなりました。

マフラーと手袋もそろそろ出番です。

こんにちは、Medical Aroma風の道を運営しております。訪問看護師ゆきわです。

ハロウィンが終わると直ぐにクリスマスがやってきます。部屋の中をクリスマスのオーナメントで飾る時間はいつもワクワクさせてくれます。

オレンジポマンダーと言う物ををご存知でしょうか。

今回は、実際にオレンジポマンダー作りを体験し、感じた事を書いてみました。最後まで読んでいただけると幸いです。
(集合体恐怖症の方はご注意くださいポマンダーの写真があります)

「オレンジポマンダーづくり&風邪を予防するハーブティー」クリスマスに向けてワークショップを開催します

この情報がTwitterで流れてきた時、オレンジポマンダーの可愛さに震えました。

まんまるのオレンジにクローブが刺さっていて、不思議な物体だけど、どこか可愛らしい。

ポマンダーが何かも知らないし、どうやって使うものなのかもわかりませんが、作ってみたいと思ったのです。

直ぐにハーブサロン京都シデリティスさんに予約を入れました。

オレンジポマンダーとは、簡単に言うと香り玉です。
クローブと粉にしたスパイスを使いオレンジを飾るのです。

もともとポマンダーは金属製の丸いアクセサリーの様な物で、その中に香りを入れて首や腰につけて持ち歩いたものだそうです。

日本で言う香り袋の金属バージョンといった感じです。

香りというものはとても貴重であった事から貴族にのみ与えられた贅沢だったようです。

時代はめぐり、ポマンダーの姿は金属からオレンジへ、アクセサリーからクリスマスのオーナメントとして姿を変えています。

しかし香り玉と言う点では変わりはなく、オレンジとエキゾチックなスパイスの香りが、心を落ち着かせてくれます。


ポマンダーはオレンジである必要は無いのですが、皮の厚さや、硬さ、腐敗のしにくさから選ばれることが多いようです。

作り方は簡単ですが、センスを問われます。
私はデコレーションが得意ではないので、基本に忠実に作ることにしました。

作業風景 ハーブサロン京都シデリティス


オレンジポマンダーは、腐敗を避けるために抗菌、殺菌効果の高いクローブを皮に刺し、シナモン、カルダモンで更に予防します。

1〜2ヶ月、風に当てながら水分をしっかり飛ばし乾燥させると何年も使えるポマンダーが完成します。

スパイスをかける前のオレンジポマンダーと
訪問看護師 ゆきわの手

私のオレンジポマンダーはこんな感じになりました。

オレンジに穴をあけると皮に含まれている精油が弾け飛び、部屋の中が一瞬にして甘く爽やかなスイートオレンジの香りに包まれます。

そこにクローブの香りが混ざるとスパイスの効いた紅茶のような、どこかエキゾチックな香りに変わります。

そしてこれらの香りは心地よいだけでなく、集中力を上げたり、リラックスさせてくれたりと心に優しい香りなのです。

アロマを体験しながらクラフトを楽しみ、完成した物を部屋に飾る。なんとも贅沢です。

ハーブの知識や、新しい出会い、心地よい時間を体験できました。


私のオレンジポマンダーはベランダで乾燥中です。

今年のクリスマスに間に合うといいな。

窓を開けるたびにシナモンとクローブの香りが風にのって部屋を満たします。

作る時も、乾かす時も、飾る時も心を癒やすクリスマスの香りを楽しめます。


クリスマスがやってくる
クリスマスはいつも特別で、心をワクワクさせてくれる

オレンジポマンダーは冬の香り
寒い冬もこの香りで乗り越えられます

さぁ、大きくいきを吸い込んで
また一歩、前に進みましょう

新しい体験をさせてくださった、ハーブサロン京都シデリティスさんに感謝です。




Medical Aroma風の道
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ホームページもご覧いただけると幸いです。

https://kazenomiti.base.shop/


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