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テスト・採点あるある家庭科教師の場合!

みなさんこんにちは!
とある高校の家庭科の非常勤講師をしています。

今回は、個人的なテストに関する作問・採点のあるあるを書きます。

みなさん、学生の頃を思い出しながら読んでみてください。

では、しばしお付き合いください。


私は、テスト作問が苦手です。

毎回、毎回、毎回。。。しんどい・・・。

ここ数年でやっと気づいたことです。(遅)

私のトラウマとなっていることがらです。
サクサク作問ができる先生もたくさんいらっしゃるので、うらやましい。
もっと効率的に作問できないか、私にアドバイスしてくださる方がいたら、うれしいです。

まず、「家庭科」は、基本的に「期末テスト」をつくります。
「中間テスト」は、2学期もつくります。
なので、1年間で計4回作問することになります。

たった4回か!?

と思った方!

私には、これがプレッシャーです。
自分でプレッシャーに感じてるだけなんですが。

もっと早くとりかかって、余裕を持って作っていけばいいのですが、やはりぎりぎりになるし、頭痛がします。(体調に影響します)

年も年だし、結構つらい。

なぜこうなってしまったかというと、原因をさかのぼると、新任の頃の状況がそうさせているのかもしれません・・・・・。


もう、26,27年前になります。
私が就職した学校は、ある私立の高校でした。
(現在は、違う学校の勤務です)

その時には、家庭科の先生が私を含めて4人。
しかも、すべて私の母親と同じくらいの年齢の先生で、ぶっちゃけ!おばちゃん3人です!?

そこで、右も左もわからない教育現場で叱られながら勤務していました。

さあ、期末テストの作問は、私の担当となりました。いろいろな科に分かれていたので、普通科のテストをまかされました。

そこで、問題なのが、教えていないクラスのテストも作るということです。

どういうことがというと、4人の家庭科教員がそれぞれ担当しているクラスが分かれていることです。

共通の内容を教えてはいても、ニュアンスが違っていたり、触れている内容の薄い部分をテストに出してしまうと、クラスによって差が出てしまうのです。

しかも、他の3人の先生にここは変更して欲しいとか、なんとかかんとか…一発でテスト作問終了❗️とはなりません…

ダメだしを食らった時が、また手直しをしなくちゃいけなくて、ほんとに萎えます。

自分でもよくわからなかったのですが、その頃によく「めまい」がおきて、ひどい日は、空き時間に保健室で寝ていたこともありました。

「メニュエール症」を発症したのもそれから数年たったころです。

最初の3年は、副担任でした。
4年目からは、担任のクラスがあったので、色々と業務が増えて、体調を崩していました。

朝起きたら、世界がぐるぐる回っています。
今考えると、「ストレス」だったのでしょう。

今は、大丈夫です。
でも、これが自分のバロメーターとなるので、症状がでて、強制的に休むことができたので、病気にも感謝したいところです。

今は、こう考えられるようになりました。
30年近くかかりましたね(泣)

昔の自分に、よく頑張ったとタイムマシーンに乗って伝えたい。。。

さてさて、テストを作り終えたら、次は、採点です。

これがまた、大変で…
当時は、1クラスに40人以上いて、担当のクラスが9組みあって、単純に360人分の採点をします。

果てしない、丸つけても丸つけても終わりが見えない…。笑

右の手首は、答案に擦れて、真っ黒になります。あるあるです。
今は、アームカバーを必ず付けて採点します!

一気にたくさんの同じ解答を判断するので、文字のゲシュタルト崩壊がおきます。

この文字は、正解なのか?不正解のバツをつけるのか?って頭の中がはてな?マークに一瞬陥ります。

採点を終えると、次は、成績を色々な面から総合して点数をつけ、パソコンに入力です。

担任は、そこからまたクラス全員の通知表の作成となります。

と、こんな感じの作問からの教師の仕事の流れでした。



そして、またまたテストの季節になって参りました。

生徒の皆さんも大変だけど、先生たちも苦労してテスト作問してるんだよーーーと言いたい投稿でした!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
先生も学生さんも頑張れー‼️

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