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日常に回転エネルギーを上手く利用する|左回りの法則とは?


1.はじめに


果てしなく広がる宇宙。
地球は太陽を中心とした太陽系に属し、太陽系は天の川銀河に属しています。
そして、太陽系は天の川銀河の中心より、およそ2万6千光年離れた場所に位置しています。
NASA(米航空宇宙局)の観測によりますと、確認されているだけで宇宙に存在する銀河の数は2兆個を超えるという発表がありました。
この数字は驚くべき数字ではありますが、観測できる範囲内の数であり、宇宙の中でほんの一部でしかないと言われています。
さて、宇宙には大小さまざまな銀河が存在していますが、どの銀河も渦を巻き回転しています。
この回転運動からは大きなエネルギーを生み出しています。
私たちが住む地球にも自然界や身近な物質にぐるぐると渦を巻き回転していている物が数多く存在しています。
この回転運動には右回リと左回リがあり、それぞれに意味と役割があることをご存知でしょうか?
今回は渦を巻くエネルギー、右回リと左回リの意味についてご紹介します。

2.身近にある回転するもの


さて、自然界や私たちの身の回りにもくるくると回転するものや渦を巻いているものが存在しています。
自然界でいいますと銀河、台風、潮の流れ、身近なものでいいますと、植物のツル、カタツムリ、頭のつむじ、指の指紋、さらにミクロな部分ではDNA、原子核の周囲を回る電子などがあります。
くるくると回転する方向には右回りと左回りがあります。
一般的に右回りとは時計回りのことを指しており、左回りはその逆で反時計回りのことを指しています。

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別のいい方をしますと、内向きに回転する求心力と、外向きに回転する遠心力があります。

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どのような回転にも意味があり一定の法則があるのです。
回転という動きが付くことによってさらに大きなエネルギーを生み出しているのです。

3.回転の基本的な意味


では、右回りと左回りの回転とは、基本的にどのようなことを意味するのでしょうか?
どちらの回転もエネルギーを生み出しているのですが、基本的には右と左では逆のタイプのエネルギーを生み出しています。
簡単に言いますと、右回りには「締まる」、左回りには「緩める」という意味があります。
これはネジをイメージしていただくと分かりやすいかと思います。
右に回せば締まる。左に回せば緩めることができます。

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ここで左右の回転がどちら回りなのかという判断基準として一つ注意点があります。
それは、見る人の方向によっては右回りにも左回りにも見えてしまうところです。
自分から見て右回りであっても、向かい合っている人から見ると左回りになってしまいます。

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自分という観測者の視点から見て右回りか左回りかを判断するようにしましょう。

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回転を陰陽の観点で言いますと、右回りは陽を表し左回りは陰を表しています。
陰陽で表現しますと、どちらかが良い、悪いといったイメージを持ってしまいがちですが、どちらも必要なエネルギーでバランスを保つためにはどちらも欠かすことができないものなのです。

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では、ここからは右回り、左回りの意味と、エネルギーの使い方の一例をご紹介したいと思います。

4.右回りのエネルギー


右回りのエネルギーは、入る、締める、吸収する、集中する、下降するといった意味があります。
例えばヒーリングをする時など疲れた身体を癒す時には右回りのエネルギーでパワーアップすると良いと言われています。
身体にある7つのチャクラも回転しながらエネルギーが出入りしています。パワーをチャージする時には右回りのエネルギーをイメージするとよいでしょう。
また、料理で右回りにかき混ぜると味が締まり美味しくなると言われています。(味を引き立てる時に有効)

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また、お子さんを褒めてあげる時にも、「よくがんばったね」と右回りに頭を撫でてあげるとパワーアップに繋がります。

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5.左回りのエネルギー


左回りのエネルギーは、出る、緩める、放出する、解放する、拡散する、上昇するといった意味があります。
ネガティブなエネルギーを解放したい時、邪気を祓う時などには左回りのエネルギーが有効です。
気分の優れない人には背中を左回りにさすると、痛みを和らげたり、邪気を祓うのによいと言われています。

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また、料理の時は左回りにかき混ぜると、味がまろやかで柔らかくなると言われています。(苦味や酸味が強い時に有効)

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また、お掃除などで汚れを落とすには左回りで磨くと汚れが落ちやすいそうです。
簡単に実行できますので、ぜひ試してみて下さいね!

6.左回りの法則

さて、みなさんは自然界のものは左回りのものが多いことをご存知でしょうか?
地球は左回りに自転をし、太陽の周りを左回りで公転しています。
サザエのような巻き貝も左巻きですし、螺旋階段も左回りになっています。人間は左に回転することに安心感や活力を得られ、心理学では「左回りの法則」と呼ばれています。

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人間は無意識に左を選択するという性質があるそうです。
人間は知らない土地の道をまっすぐ進み、右か左にしか行くことができない場所に突き当たると、約70%の人が無意識で左の道を選択するそうです。
これは右利きの人が多いことと関係があるようですが、左回りに安心感が得られることも関係がありそうです。

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その逆で、時計やネジのような人工物は右回りに作られているものが多いようです。
また、子供の頃から左回りに慣れているために、右回りに違和感を覚えたり、不安や不快に感じてしまうことが多いそうです。
この感覚を利用して、お化け屋敷やジェットコースターのようなアトラクションは右回りに設計してあることが多いようです。
人間には、意識をしなくとも右回りや左回りのエネルギーを感覚で感じ取っていることが分かります。

7.まとめ


いかがでしたか?自然界に存在するものから目に見えないものまで、さまざまなものが回転しながらエネルギーを生み出しています。
パワースポットで有名なアメリカのセドナは、かつてネイティブアメリカンの人々が神聖視し、儀式を執り行う場所がありました。
大地から渦巻き状にエネルギーが放出されている場所をボルテックスと呼び、大地からの強いパワーの恩恵を授かるために、現在でもたくさんの人々が訪れています。
右回りや左回りのエネルギーを意識して使うことで、目の前の現象が変化することもあります。
私たちの身の回りには回転するエネルギーで溢れているのです。

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