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『日本犬と暮らして』・3
デビの逃走
今日は落書きに続いて『デビ』のお話をしようと思います。
夫人のことではありません。w
紀州犬・太郎(父・1歳)と柴犬・チビ(母・1歳)の間に産まれた
「紀柴犬(勝手に命名)」長女・「デビ(♀)」の、
まだ一歳に満たない頃のお話です。
デビは避妊手術をするために、お世話になっている、朝霞にある動物病院に入院してました。術後も数日入院していたのですが、獣医の先生からの電話☆
「散歩の途中で逃げた!」
「えっ?!」
逃走現場は朝霞よりもさらに離れた隣街・・捜しているが見つからない!!・・とのことでした。事件です!!
デビが逃げた場所は、散歩で行くには遠すぎるし、車でも走っていない場所でした。家に帰ってくるにも、途中には片側二車線がある大きい国道・川越街道があり、ひっきりなしに走る車の間を横断するには危険過ぎます!
何より、車で移動するだけの長い距離・・・?!
私はすぐに車で動物病院に駆けつけ、先生の250ccのバイクを借りて、捜索を始めました! かなり走りましたが・・・見つかりません! すでに夜になっていて、不安も増すばかりでした。
「あっ・・締め切りがっ?!!」
私は締め切り前の仕事があったので、後の捜索を先生にお願いして・・
一端、帰宅するしかありませんでした。
そして翌日の朝、先生からの電話があり「見つかった!!」との連絡☆
デビはどうやってか川越街道を横断し、ついに・・いつも車で走っている通りまでたどり着いていました。
デビは確実に家を目指していて・・おそらくあと数時間で帰って来れたと思います。
見つけてくれた獣医の先生にも大感謝でしたが、何より「デビ」が無事だったことに安堵しました☆ 事件解決☆・・でした。(笑)
思い返しても・・締め切りが修羅場だったのに、さらに修羅場が追加されたような一夜でした。 呆れ顔の編集者さんにも無事に原稿を渡すことができて・・・・・私は安心して死にました(違!)笑。
お付き合い、ありがとうございました。
( 先頭にいるのがデビです。)
○おまけ画像
上の事件の頃に描いていたと思われるゲラ刷りが見つかったので、一部ですが載せておきます。 印刷物からのコピーですので画像が汚いですが・・生の原稿はかなり綺麗だったと思います。 やたら・・ペンの線が入っていたので自分でもビックリしました(笑)
・・・以上です。ありがとうございました。