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ゆびさきの冷たさを感じるくらい

グツグツと煮えたぎったような感情が頭の中で、ときどき顔を出します。子育て、転職活動、妻の機嫌、自分の体調。未来への不安と現実の葛藤が湧き起こる。
台所の天井近くにある小窓を眺めては気持ちを落ち着けようとする自分に気づいてはため息が漏れて。ここのところ激しめの雨ばかり、嫌がるように揺れる竹林も、壊れたクモの巣も、目に入るのはうまくいかないことばかり。

先日娘の誕生日で2歳になりました。Twitterでしばらく前から2歳の娘…とつぶやいてたのに自分の頭が1番ぼやけてるんだなってしんみり。なんて親だろう。背中に余裕もなくなってきていることが逆に笑えてきます。

波があるのは人生の常だからってことも、山があれば谷があるってこともあんまり好きじゃないんです。できればおだやかな波で、平坦な道がいい。楽がいいというわけじゃなく、静かに向き合っていたい。

選んでえらんでここにいることも分かってるつもり。でも、しんどいときはしんどい。どんなに強がっても。

もしかすると、全部うまくいくことを望みすぎているのか?ということも考えます。

そんなこととっくに無理だって知っているから、いつも苦しみながら進んできたんだって言葉を選ぶ自分がいる。

望んで何が悪い。

おっと、口がわるいな。でも言わせてもらえばそんなの全部なんて無理だから、削ったり欠けたりしながら最終的に丸みを帯びた形に収まるんだ。


自分の中の大事なものだけは、他より尖っているとも思うんだ。

どこが…なんて自分じゃなかなかわからないんだから。人が見てこの人はこういう部分が大事なんだねって教えてくれたり気づかせてくれたりするくらいでいい。


自分のことは、自分が一番見えない。

できることは『在りたい姿』を選んでいくこと。

答えあわせはいつだって、突然にやってくるんだから。




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さとう じゅんいち
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