詰将棋の組織
組織というと怖そう(?)ですが、要は人の集まりです。どこにも所属しない人もいっぱいいます。(筆者も会合にはほとんど顔を出しません)
でも同じ趣味を持つ仲間ですから、すぐに親しくなれることは間違いありません。近くにあったら連絡を取ってみることをお薦めします。
全日本詰将棋連盟
『詰棋人の、詰棋人による、詰棋人のための』団体です。
全詰連は、詰将棋を日本固有の文化として継承、普及、発展させると共に愛好者の交流と親睦を計ることを目的としています。
会長は今は柳田明さん。
入会の儀式とか会費というものはありません。詰パラの購読者は自動的に会員になったことになるのだと……思います。(詰パラは購読しましょう)
毎年、夏に詰将棋全国大会を開催しています。しかし、会員でないと参加できないといったことも一切ありません。
詰将棋パラダイス
詰将棋パラダイス誌(詰パラ)は全日本詰将棋連盟機関誌という位置づけのようです。党組織でも書記局が一番力を握っているのと同様に、詰パラ編集部は詰将棋界の中心を担っているといっても過言ではないでしょう。
社長は水上仁さん、誌面作りは須藤大輔さん、その他諸々は柴田昭彦さん。
スマホ詰パラとは違うので間違えないように。
創棋会
伝統ある最強最大(そして最古?)の詰将棋を趣味とする人たちの集団です。たくさんの作品集を出版していますので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。
大阪で例会を開いていますので関西の方は参加してみてはどうでしょう。
現在の世話人は吉松智明さん。
東京詰将棋工房
毎月、東京都品川区の区民センター(きゅりあん)で例会を開いています。関東の方はこちらがおすすめです。
金子清志さんが主幹です。
東京詰将棋工房は「会合」であって「会」ではありません。つまり「会員」という考え方はなく、よく来る人は単なる「常連」です。ですが、特に深く考えずに「メンバー」と呼んだりしています。
香龍会
名古屋で例会を開いています。世話人は岩本修さん。
香龍会(こうりゅうかい)は昭和58年から開催している詰将棋の会合です。例会では主に作品の鑑賞や相互批評を中心に、特に課題もなく和やかな雰囲気で行われていますので、詰将棋が好きな人ならどんな人でも参加大歓迎です。参加には特に連絡は必要ありません。途中からの参加も途中での退室も可能ですので、直接会場の部屋までお越しください。
(世話人:岩本)
彩棋会
札幌で例会を開いています。世話人は佐藤正さん。
詰とうほく
仙台で例会を開いています。世話人は市島啓樹さん。
駿棋会
東静岡で例会を開いています。世話人は元水信広さん。
http://www2.wbs.ne.jp/~axis/tsume/sunnki.htm
詰四会
四国で例会を開いています。来嶋さんが世話人でしょうか?
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/takuji/tume4top.html
詰備会
岡山で例会を開いています。世話人は平井康雄さん。
九州グループ
博多で例会を開いています。酒井博久さん。
http://kyusyug.blog35.fc2.com/
たま研
年に2回、東京の町田で行われる会合です。研究発表と懇親会です。定員があるので参加には事前の申込が必要です。世話人は角建逸さん、利波偉さん、宮浦忍さん。利波さんのブログで下記のように告知が出たりします。
kisy一族
元々はtwitterで活動していました。2019年に「青い鳥」という作品集を上梓したのはtwitterのロゴマークだったのですね。現在はslackで活動しています。
参加申込は @Kisy3141592 まで
これらの情報は、詰パラに掲載されている「会合報告」からとりました。
筆者自身は人見知りなのであまり会合には出かけません。昔の詰朗会にはよく行きましたが。今は、年に1回の全国大会と年に2回のたま研に顔を出すのが精一杯です。
これらの会合を全制覇している人がいます。下記のブログを書いている小池さんです。会合報告を読むと、それぞれの会の雰囲気がわかるかもしれません。
サポートしていただいたお金は、詰将棋の本を作るためにつかいます。