幼稚園は地獄のはじまり

よく入院したり、体調が悪くなって病院に駆け込むような生活だったそうですが、幼稚園に行かせたいという母親の強い要望でキリスト教系の幼稚園にいきました。

その幼稚園に決めたのは母が通っていたからとキリスト教であれば心疾患があっても受け入れてくれる可能性があったので問い合わせてみたそうです。結果は受け入れ可能とのことでした。

そのころの私は血液循環が悪く、チアノーゼが爪、唇、頬に出ていました。
爪も唇も紫色をしていたので怖がられることが多々ありました。
でも幼稚園に行くのは楽しみにしていました。

しかし、運動ができない、唇が気持ち悪いということでクラスメートからはいじめの標的になりました。
また担任のシスターが親の介護疲れで私に八つ当たりをして意地悪をしました。(これは何年もあとに担任だったシスターから電話があって謝罪をされました。介護がきつくて、当たってしまって、ずっと後悔していると言われました。)

誰からも遊んでもらえないので一人でジャングルジムに登ると突き飛ばされました。運動場を歩いていると次々に両手で押し倒されて顔の皮が剥がれましたが、シスターたちは砂も取らない状態でハチミツだけを塗り手当をしました。
母はとても驚いて病院に連れていったそうです。

お外で遊ぶのは危険だと思ったので図書館で一人で本を読む日々を過ごしましたが、本がたくさんあったのでそのときは平和でした。

多くの人と違う特徴があるとか、弱い立場の人間をみると大勢で意地悪するのだなと私は思いました。

幼稚園は行きたくないけれど、それをどう母親に説明すればいいかわからなかったので毎日幼稚園には通いました。

そのころすでに父親とは離婚の話が進んでいて父親が気が付いたらいない状態でした。
でも毎日が大変すぎてあまり気にも留めてませんんでした。

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↑こんなとこから押されて真っ逆さま。
ストレートな分怖い怖い。

幼稚園編続く。。。

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