復活!それは拭き掃除から始まった!
退職した頃からの、病歴をふり返っています。 退職してからすでに7年目となりましたが、大雑把な出来事は、今でもはっきりと覚えています。
📌 一日中布団の中で生活してた頃
58才の10月から長期療養に入った僕は、一日寝たきりの生活に入りました。起きたのは、ご飯のときとトイレに行く時だけ。 あとは、力もなくだらんと横になっていました。 辛かったのは、やっとのの思いで起き上がるのですが、常に立ちくらみがあってバタンと倒れることでした。
それで、ふらふらしながらも、転倒を防ぐために身体を壁に預けたのです。前に倒れると、机や椅子に頭をぶつけて怪我をしてしまう恐れがあることです。 「来たっ?!」思うと同時に、ズルズルとへたり込んでしまいます。
しばらく座り込んでいると落ち着くので、ゆっくりと立ち上がります。そして、壁に身体を預けながら、横歩きでトイレにいきます。 そんな生活が何日も続いたのです。
📌 床拭きをしてみよう!
休んでいるときは、たいてい音楽を聞いていました。その頃、タブレットに詰め込んだ音楽をアンプに繋いでいました。 そして、天井にスビーカーを組み込んでいました。天から音楽が流れ出るようなイメージで聞いていたのです。
それがよかったのかどうかはわかりませんが、意外と余計なことは考えませんでした。 起き上がったときのふらつきだけは、いつも気をつけていました。
音楽を聞きながら、「うちの奥様がパートに出ている」ので、何かできることはないか?と考えるようになりました。 そこで、頭に浮かんだのは拭き掃除でした。
📌 床拭きは、思ったより大変だった!
まず、台所の床拭きから始めました。 何しろ起きるたびにふらついて、バタンと倒れるものでしたから、起きるのが一苦労でした。
床拭きは、雑巾を使うと大層なので、洗剤が染み込んだペーパータオルを使いました。 掃除の具合はどうだったかというと、五分ぼどしたら息が切れて苦しい……ひと拭きしたら一休みして、また、ひと拭き。ぐったりしたら、あとは夕方まで寝る始末でした。
腕を動かして身体を動かして、巨人の星の星飛馬 ?のように、ギブスをはめられているような身体の重さ。気力は沈んだままなので、拭き掃除がキツイ……!
やがて、なんとか息切れしながらも、休まず台所の掃除ができるようになりました。
この「できた。」が、大きな励みとなりました。
拭き掃除は、50mダッシュしたのと同じぐらい、パワーを使うので大変疲れました。
📌 拭き掃除は、筋トレだ……!
拭き掃除は、今も習慣としてやってます。
あとから思えば、拭き掃除を始めたことが、身体にスイッチを入れる結果となりました。
拭き掃除のルールを二つ作りました。 ・右手と左手を交互に使うことに注意する
・しんどくなっら、途中でも掃除をやめる。
の2点です。
余談ですが、掃除中に、「いろんな身体の部位を動かすし、掃除ってちょっとした筋トレと同じかな?」というように考えるようになりました。
「拭き掃除と筋トレ」でいっぱい検索結果が出てきます。このような記事は、随分、自分の励みとなりました。
前をむくのはしんどい。 しんどいけど、僕の再出発は、拭き掃除から始まりました。
ここまで、読んでくださって、ありがとうございます。
では、また。 SeeYou Again
掃除と筋トレについては、次の記事を引用します。興味のある方は、読んでくださいね!
追伸 いつも、拙い文章を読んで頂き、ありがとうございます。後で読み返すと、分かりづらいところがいっぱいあって、アップロードしたあとも、気になる箇所は訂正している有り様です。
写真は、奈良公園大仏殿から公会堂辺りの広場、手向山神社とその周辺です。