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すってはく

無意識で、いつもは行っている呼吸ですが( ^ω^)・・・

ゆっくりと丁寧に、鼻から吸って、口から吐く。
吐くときには、歯の間から「ス~」と音をたてる。

AIR流からだほぐしの最中、ずうっと続ける全身運動を、
意識呼吸と名付けました。

息を吸うときにおなかをフワッとふくらめ、
吐くときには、おなかの内側を縮めるようにする。

寝転がってやってみると、とてもわかりやすい。

意識呼吸で、いらないものを出し、必要なものを吸収する。
新陳代謝が促進されて、お風呂入った後のような安心を味わえる。

AIR流からだほぐしには、二つのバージョンがあり、プログラムにあわせて
最初に、からだほぐシストが意識呼吸を説明し、参加者の方といっしょに行っています。

ショートバージョンの意識呼吸では、おなかと肩の辺りの動きを分けて、
意識呼吸を行います。呼吸がスムーズにできるようになってきたら、
2か所(おなかと肩の筋)をいったりきたり、意識するところを移動させてみます。

意識呼吸をしながら、からだの内側の動きを感じとれるようになることも
めざします。              

短縮バージョンの意識呼吸がスムーズにできるようになってから、
フルバージョンの風船を抱えて行う意識呼吸を試します。

                  フルバージョン風船の意識呼吸 illustration:モリーナ
                         

イメージの風船を抱えるようにして、すってはきます。

障がいのある人ものびのび参加できた西東京アクターズスクールでは、環境や状況によっての呼吸も良しとしていたんですね。
参考までに( ^ω^)・・・

いい呼吸とは・・・・・

*浜辺で波の音に包まれて
*風に吹かれて
*赤ちゃんの寝息のように
*愛を交わすとき
*怒りにふるえるときも
*涙がとまらなくて しゃくりあげたとしても
 その人らしい 呼吸が一番

呼吸にそっと意識をあてる
自分の中の静けさと出会う
生きているあいだずうっと くりかえす
新しい空気を吸い いのちが息づく
呼吸は空気のマッサージ
からだが風船になって 空に舞う

2005年10月吉日発行たにし第2号 西東京アクターズスクール的呼吸法の効能





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