遊んで(かまって?)サイン
「おっ○い!」
「○んちん~」
「○んち」
こんな声がきこえてきた、仕事中に。
(人によっては"…?!"となるかもしれない)
セクハラや嫌がらせではない、なぜなら言ったのは子どもたち。
とはいえ…。
以前は疑問にも不快にも感じる言葉だった。
(どうしてこんな言葉を言ってるの…?)
(聞きたくないなぁ…)
身近に子どもがいない自分からすると、普段この言葉を聞くことはあまりない。それに、むしろ使わないよう配慮する言葉だったから。
ただ、子どものことを知っていくうちに、だんだんとわかってきた。
遊んでほしいとか興味を引きたいとか、"かまってサイン"だったのか…と(もちろん、興味を引きたいからじゃないこともあるだろう)。
子どもがいる人からしたら、よくあることなのかもしれない。
子どもによってやり方が違ってて
相手が笑ったり驚くような言葉を使う子
"たたたっ(←足音が軽い)"と笑顔でかけよってくる子
"やっちゃいけないよ"と先生から言われたことをあえて(?)する子
「見てみて~」と自分がつくったモノを見せにくる子
今日の給食やおやつをきいてくる子
その子やその時によってサインは違う。
大人になると、"ささいなこと"と切り捨ててしまうくらいちょっとしたことかもしれないけれど、きっと子どもたちからしたら、一つ一つが大事なこと。
気づいてもらえた
見てもらえた
教えてくれた
なにかしら反応を返してもらえたら嬉しいし、もっとやりたくなることなのかもしれない。
やっちゃいけないことや危ないことには注意をしたり、"それはやっていいことだった…?"と、気づいてもらうための言葉かけをする時もあるけれど。
"見てるよ" "それなぁに?"
"今日はね、○○だよ"
"なになに…?" "どうしたの~?"
子どもたちの一つ一つのサインに、これからも出来る限り返していこうと思う。