足の痛みを簡単エクササイズで解消
幸手市にある「風ある林整骨院」です。これまで実際にあった症例と、施術/施術後の様子などを書いています。
今回は、”足(膝下)の痛み”の簡単な対処方法についてお話します。
足は痛めやすいところ
マラソン・部活動など運動中にに足がつる、筋肉痛が起きるなど、足の痛みのトラブルを経験されている方は多いのではないでしょうか?
これは、足の筋肉の " 弛緩スイッチを ON / OFF する " ことで、わりと手軽に軽減できることがあります。
運動によって足の筋肉を使い過ぎると、筋肉が収縮しすぎて起きる痛みです。運動をしている人なら仕方のない現象といも言えますが、少しだけ筋肉の性質を知っていると、痛みの解消を早めることが出来るかもしれません。
運動をしているとき、筋肉の様子は?
筋肉は直接見ることができませんが、筋肉がどのような様子なのか簡単に説明します。
「雑巾しぼり」をイメージしてみてください。
雑巾を持って、力いっぱいしぼっていくと「ぎゅーっ」となって、それ以上にはしぼれなくなります。
これが「筋肉がパワーを発揮しているとき」と同じ状態です。
収縮することしかできない筋肉
実は、筋肉は性質上 “収縮することしかできない” ものなのです。
嘘のようですが、本当です。
筋肉のひとつひとつは、他の筋肉と連動して収縮することで関節を動かしたり固定したりしています。
つまり、じっとしていてもどこかしらの筋肉は収縮していることになります。
筋肉が緩んだ状態になるためには、”拮抗筋” と呼ばれる反対の作用をする筋肉に引っ張られることで元の長さに戻ります。
いつも綱引きのように引っ張りっこをしていて、ひとりでに緩むことが出来ないのです。
運動などで、たくさん使った筋肉は、ぎゅうぎゅうに縮まった状態です。
ここでさらに筋肉を使ってしまうと、もっと縮んで骨を引っ張ります。
骨を引っ張ってしまうと、骨と筋肉を接続している骨膜に炎症が起きることも。
プロのスポーツ選手が練習をするとき、利き腕と反対のフォームで素振りをしていることがあります。
これは、筋肉の拮抗作用 (反対の動きをする作用) を使い、試合で酷使する筋肉を意図的に緩めているのです。
筋肉の弛緩スイッチを上手に使う
「縮む」「緩む」のスイッチを上手に ON/OFF することで、足の痛みを防いだり、緩和したりすることができます。
どのようにするかというと、つま先を上げ下げする「足首の運動」です。
かかとを支点として、足首をゆっくりパタパタと上下させます。
このとき、つま先をぐっと引き上げたり、伸ばせるところまで下げたりすると、脛とふくらはぎの筋肉が一緒に動くことが感じられると思います。
これを数回繰り返して、様子を見ます。
状態にもよりますが、症状が軽いうちの対処方法として有効です。
足 (下肢) に起きるトラブルから筋肉のバランスが崩れ、他の部位がリカバリーを始めてしまうとどんどん他の筋肉も硬くなっていきます。
足だけではなく、運動後は疲労した筋肉を労わって痛みを解消しましょう。
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